山田節男の発言 (決算委員会)
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○山田節男君 調達補給が海次機構を強化拡充することによつて、今経理局長が言われたように整備されるものと期待します。そうなくちやならんと思いますが、二十九年度の保安庁令に、自衛隊の予算で船体を発注する場合に、現在の会計法によれば、これはもう競争入札しなくちやならん。ところが船艇という特殊な性質から見て、競争入札ということになれば、安いほうがいいということは言えますが、やはりあの船艇の性質上、そう安いからいいというのでなくて、相当立派なものでなければいかん。そこにやはり随意契約或いは指名によつて良心的な堅牢な、又予算がとつてあるのでありますから、少くとも予算を割らなくても予算の全部までも使つて良心的にできれば、私はこれに越したことはないと思う。私拝関するところによると、今年度の船艇の発注においては、会計検査院の了解を得て随意契約にした、こういうことなんです。これは私は国会としても、こういつたような性質のものに対しての随意契約ということは、これは私は決して責めるのでない。むしろそれは適当な妥当な処理じやないかと思う。ところがこうして殊にそれはそれとして、ここに指摘しているような主として消費物件というものは、これはこれで見ますと、競争入札でやつておられるものと解釈されます。併し例えば被服であるとか或いは所用毛布であるとか、こういつたようなものは、これはかなり多量多額なものを要する。年々これは消費物資として消費の額というものの見当がつくわけであります。これは御承知のように、終戦前は歴史的な必要もあつたのでしようが、陸軍なら陸軍、海軍なら海軍、殊に陸軍は被服廠或いは施設、補給廠、製絨所、こういつたような資材の製造までやつている。併し今日以後において、かような必要はないと思いますが、少くともこういうような不当事項が起ることを防止するということと、それから隊員の使用するものが飽くまで堅牢である、良心的の生産品を使うということになれば、経理局長は物品の購入ということは、私は相当これは考えなくちやならんことじやないかと思うのです。
そこで私のお伺いしたいことは、こうして船艇以外の消費物件の中でも、競争入札によるよりも随意契約によつたものが、先ほど申上げたような、より良質でより廉価なものが得られるのじやないかと思うのですが、今までの御経験で、こういつた消費物件に対するものは、飽くまで競争入札でいいというお考えか。或いはその中の大部分については、やはり船艇と同じような意味においての一つの随意契約を許してもらいたいというようなことを希望される品目等があるかどうか、この点をお伺いしたい。