島居辰次郎の発言 (決算委員会)

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○説明員(島居辰次郎君) 先般現地においで下さいましてよくすみずみまで御観察願いましたことにつきまして、私たち海上保安庁の者といたしましては誠にありがたく感謝しておるわけであります。殊に我々本庁の者は別にいたしまして、現地におります、第一線におる者は、洞爺丸のときにいたしましても、あの暴風雨の中を殊に出て行くのであります。普通の船舶は暴風であれば逃げるのでありますが、我がほうの船舶は暴風であるからこそ突込んで行くので、なかなか苦労なので、本当に我々も何とかしてやりたいと思つておるのであります。そこで、誠におつしやる通りでございまして、当時昭和二十三年度の最初のときに海上保安庁の最初の定員は八千百七十一人でございまして、そのときは僅かに十一戸しか全国でなかつたようなわけであります。それで誠に申訳ないような事件が当時できたのでありますが、その後二十四年度、二十五年度とだんだん多少ともふえて来たのでありますが、現在の定員は一万七百九十四人でございまして僅か二千人しかふえてはおりませんが、海上保安庁の管区本部並びに——その管区本部は元通りでありますが——下の警備救難所等は相当数増しておるのでありますが、宿舎については今その当時の十二月から四百五十九棟まで相当増加しておるのであります。管区本部のある所は割合何とかやつておるようでありますが、珠に又海上保安庁は、先ほど来申しますように警察的な面も持つておりますので、一般の民間から寄付を受けてというようなことはなるべく最近は避けましてやりたいと思つておりますので、殊に御指摘のございました龍飛岬とか白神とかいうふうな非常に辺鄙な所、又辺鄙な所へ救助船を置くのが一般の救助の際に間に合うのでありまして、止むを得ない状況でありますが、その辺に至つては、最近宿舎の関係は大蔵省で一括されているのでありますが、なかなか公務員官舎もその辺には手が廻らんようなわけでございまして、できるだけ私たちもそういう方に何とかしてやりたいというので、予算を折衝をいたしているのであります。全国的に見ますと、まだまだそういう所は、手の届かない所がほうぼうに現存するのを何とも遺憾とするのであります。

発言情報

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発言者: 島居辰次郎

speaker_id: 15839

日付: 1954-11-09

院: 参議院

会議名: 決算委員会