千田正の発言 (水産委員会)
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○千田正君 それから只今その後の問題になつたあとにおける廃棄の問題、或いはその他について御報告がありましたが、一昨日の委員会において安藤国務大臣が、いわゆる政府の立替払といいますか、或いは国内処置として神奈川県及び静岡県の焼津、三崎等に対する漁業関係の損害に対する特別融資の枠を一億数千万決定したけれども、どうも現地の連中が受取らない、いろいろな問題が受入態勢がなつておらないというようなことについて、私から長官に改めてお尋ねした結果は、とにかく政府側のそうした金は現地の要望とは非常にかけ離れておる、それから又いろいろな現地における市場関係、或いは生産者と取扱業者との間の複雑な事情の下に政府の対策を受入れられるような状況になつておらないという御説明でありますが、ややその点は了解するといたしましても、これは今後ともこの問題は相当、あえて静岡、神奈川のみならず、全国に陸揚げされるところの土地としての被害の問題があると思います。これは水産庁として当然十分なる行政指導をやらなくちやならないと思うが、その点に対して今後の見通しを聞いておきたいという点と、一つは一体こういう状態になつて来ているのはどういう原因か。早く言えば二十五億数千万というものをこのたびの損害としてアメリカ側に通報しておる。それに対してアメリカ側が日本に補償するということに対しての金顧の明示がはつきりしておらない。一体日本側がそれならばはつきりした線はどこだという点においても政府は我我に対して幾度となく我々の質問に対しても明示しておらない。誠にこの点は不明瞭である。こういう点から言いまして先般も水産庁長官並びに農林大臣に対して一体この損害をどれだけのことを要求しておるのか、どういうふうな折衝の過程にあるのか詳しい資料を出して頂きたいということを委員長を通じて申入れておつたはずでありますが、この点が甚だ不明瞭である。それで我々はこの委員会において審議するに際しましても二十五億数千万という一体それだけの損害の基礎がどうなのかという点が甚だ不明瞭で審議の過程において遺憾な点がありますので、これは一応はつきりして頂きたい、こう思うのであります。外務大臣もお見えになつたようでありますから、一応その点の質問に対するお答えはあとに又更に尋ねる点もありますので、追加したときにお答えを願つておきたいと思います。