岡崎勝男の発言 (水産委員会)

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○国務大臣(岡崎勝男君) この交渉は非常に長引いておりますが、前にも当委員会で申上げたように、非常にはつきり区別はしておりませんけれども、大きな見方としては直接損害、間接損害と称すべきものがあり得るわけであります。アメリカ側は直接損害については完全なる補償をする意向ありということであります。間接損害のほうについては、どれが間接損害かということはこれは又別問題でありますが、そうしてアメリカ側としてはその内容にまで非常に立入つて議論をする必要はないと考えておるのであります。従つて日本政府が仮に直接損害であると言つた場合に、その項目が果して直接損害であるか間接損害であるか、非常にかけ離れてもう非常に極端な間接損害のほうのような項目を入れて来れば別でありますが、その境目になつているようなところであなるらば、あえてそれがどちらかということは問わないという気持を持つておるようであります。又これも前に申上げた通り、日本側から提出しました計算の基礎はいろいろありましよう。が仮に額が合意された場合には、それは日本政府に渡すのであつて、その初めに提出した計算の基礎通り分配してくれとかいうような中身まで立入る必要はない、つまり分配のほうはこれは又別の観点から政府の考え方でやつてもらつて差支えないということであります。そうしてアメリカ側としては成るべく早く、そうして最終的に解決をいたしたいということを再三申して来ております。これに対しまして日本側としてはまだ部内にいろいろ意見がありまして、これ多いに越したことはないわけでありましようけれども、ここまでがという限度が非常にはつきりしているわけでないのであります。併しもう随分たつておりますから、この際は早く解決したほうがよろしいと考えておりまして、部内の意見調整に努めております。現在はそういうことであります。

発言情報

speech_id: 101914562X01019540906_007

発言者: 岡崎勝男

speaker_id: 24413

日付: 1954-09-06

院: 参議院

会議名: 水産委員会