藤田進の発言 (通商産業委員会)

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○藤田進君 詳しい御説明を頂きましたのでかなりの部分わかりましたが、まあ従来にない地質その他の調査をせられているようでありますが、その調査の中には日本の技術のみならず、外国の権威者の判定も持たれたようであります。そこで私はこの御母衣ダムの当初考えられた重力式を地質の関係でロックフイールドにこれを設計替えするということに理由としてはあつたろうと思いますが、ただ相当厖大な調査費を費やしておりまするために、むしろそういうことにこだわつた形でこれが工事が無理に進められるということはないだろうか。一方においてはかなりの調査費等を、この中には補償も相当部分が含まれていることはわかりましたが、むしろ技術的に見てロックフィールドが必ずしも好ましくないと、世界にも稀に見る百三十メーターでございましたかの高さのものができるということになりますと、かなり日本の現下の事情から言えば問題があるようにも私思うのでこの点どのように考えられるか、先ず第一の点としてお伺いいたしたいと思います。
 更に若しロックフィールドになるとして約二キロの地点に良質のロックがある、或いは粘土も近くにあるということになればこれは条件が必ずしもそういう意味ではないことはないし、結果的に五十億の節約になるということであれば、これ又願つたりかなつたりの状態のようなふうにも聞くわけですが、若しそうだとすれば経費も安くなることだし、当初からロックフィールドということが考えられなかつたのだろうかというむしろ疑問を持ちます。そこでロックフイールドにしたために当初計画せられたようなこの運転開始といいますか、三十五年八月だと言われておりますが、これが当初計画されたいわゆる工期ですね、これが相当延びて来るのじやないだろうか、ロックフィールドにしたためにかなりの工期を必要とするのじやないだろうかというふうにも思いますので、それらの点も併せてお尋ねをいたします。

発言情報

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発言者: 藤田進

speaker_id: 24431

日付: 1954-11-12

院: 参議院

会議名: 通商産業委員会