梶井剛の発言 (電気通信委員会)

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○説明員(梶井剛君) 現在磁石式を、今山田委員のおつしやられたように五〇%以上は占めておらないと思います。それよりも少いと思います。併し地方の町村におきまして、磁石式を殆んど使つておりますから、欧米の例に徹しまして、日本における磁石式の数というものは非常に多いと思います。従つてこれらを何とか解決しなければならぬということは我々としては当然考えておるわけでありますが、磁石式に置き換えるのはどうい方法によるべきか、それには現在電話のサービスというのは二十四時間サービスであります。従つてこれに従事する従業員の数というものは、常時働いている人の二倍又は三倍要るということであります。これが運営の経費も相当な大きな部分を占めております。でありますからこれを省くためには、やはり自動交換によるほか方法がない。幸いにしまして最近におきましては小自動交換と申しまするか、農村の電話を自動交換にして、全然人を使わないという方式が発達しつつあります。これはスエーデンにおいても、又アメリカにおいてもその例を我々は見たのでありまするが、加入者五百或いは千というような、非常に小さな局を作りまして、その中に機械を置いて、全然人がおりません。一週間に一遍ずつ巡回で調べて行くといろ程度でありまして、そういろ意味から言いますと、まあ自動の方式を使いますと、農村に実施いたしましても、経済上十分にそろばんがとれるということがわかつております。でありまするから、今後我々としましては予算の許す限り農村の電話も自動化して行きたいという考えであります。而も現在農村、或いは町村における電話というものは、従来の関係上、郵便局と多くは並置されておるのであります。郵便局のほうはこちらが一緒におりまするために、郵便局としても業務の発展に対して支障を来たす場合も往々にしてあるのでありまするから、できまするならば電信電話、電話のほうは別に局舎を作つて、只今のように自動交換によつて人もおらぬでやれるようにするならば、よほど郵便事業との関係がよくなるんじやないだろうかといろふうに考えておりますので、是非そうしたいと思つております。これは町村におきます電信電話事業は御承知の通り現在赤字であります。でありまするから、その赤字の問題を合理化する意味から言いましても、自動交換にしての、アテンダントのものにするということは必要だと考えております。

発言情報

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発言者: 梶井剛

speaker_id: 14671

日付: 1954-10-12

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会