櫻井奎夫の発言 (人事委員会)
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○櫻井委員 大体御趣旨は承りましたが、この人員の整理ということは非常に大事業なのであります。ことにこういう法律でこれが強制的になされるわけでありますけれども、その衝に当られる長官なり、次長さん方の御苦労と申しますか、心労と申しますか、これは十分お察しできるわけでございますが、しかし整理される側ではほんとうに生活を守ることでございますし、配置転換やその他の処置を何ら講ぜられずに、いきなり首を切られたのでは生活が根本的に否定されるわけでございますから、そういうことは万々なさらないと思うのであります。特に調達庁のごとく毎年々々人員を縮小されて行くというような官庁にとっては、そこに勤めておられる方は常に戦々きょうきょうとしておるために、安んじて業務に手がつかないということが考えられるわけであります。これはまた整理される機会があるかもしれないというような不安を持つ。従ってこのような官庁においては整理にあたっては、幸い全員の意思を統一するところの組合があるのでありますから、そういうものと十分円滑なる御交渉をなさって、その納得の上で整理にあたっていただきたい。私は長官に御要望申し上げて責任ある御答弁をちょうだいしたかったわけでありますが、長官が出席ができないというのではなはだ遺憾に思います。それで明日でもぜひ長官に出てもらって、長官の御意思をはっきり表明していただきたいわけでありますが、次長さんとして今度の三百三十二名の整理に当ってはできるだけ希望退職で埋める。これは三百三十二名出て来ないかもわからない、希望退職なり欠員もあなたのおっしゃるように全部百五十を百五十として出すわけには行かないかもしれないが、できるだけ整理の人員の出血を少くして納得の行く線、希望退職なり欠員なりそういうもので埋めて行くというような大きな方針、そういうことがここではっきりお約束できないかどうか。これは全部そうならないかもしれません。しかしそういう方針で進むのだ、希望退職と欠員、そういうものでできるだけ充当するのである、こういうふうな御言明、御決意がはっきりここでお聞かせ願えないかどうか。