山内隆一の発言 (人事委員会)
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○山内説明員 今後の整理の方針として今お言葉のような考え方でやる意思がないかどうかというお尋ねでございますが、根本の考え方としては極力御趣旨を尊重してやりたいと思います。ただ多少調達庁の事情ということについてこういう点を御理解願いたいと思います。今もたびたびお話があるように、毎年々々整理を食っておる。従って調達庁の職員というものは始終不安にかられておびえておる。そういうことが仕事の執行にも影響して、それが能率に影響するというようなこともないとは限らぬと思います。そこで私ども調達庁の多数の職員、あるいは見方によれば全員の希望と申し上げても過言でないと思いますが、何とかもう少し機構的に調達庁の職員が安心できるようなことになってくれぬかという希望は、すでによほど前から出ておりまして、私どもはその職員全部の熱心な希望の方向に向って長官を補佐して、今長官も非常に熱心にその方向に向って努力を払っているわけであります。その場合にやはり調達庁の内容といいますか、あるいは職員構成といいますか、そういうものが先方に非常にきらわれるというような状態になっておりますと、そこにまたえらい支障が起りますので、先方の調達庁の職員構成なりあるいは組織なりに対する希望等がわかりますれば、なるべくそれを尊重して、できるだけ職員の希望に沿うような将来の機構にまとめ上げるに都合のいいようなかっこうを今から準備しておく必要がある。そういう意味合いにおいて、今の御期待と多少離れるようなことも絶無とは限らぬと思います。
それからもう一つ今お話がありました通り、希望退職とか欠員だけでは、いろいろな情勢からとうていまかないがつきかねると思います。その場合におきましても、私ども決して強制して退職させるというようなことを今考えているわけではないのでありまして、先ほども申し上げましたように、特調の人についてなるべく就職あっせんにより、また本人としても就職運動をする十分な機会と時間的な余裕を与えて、そうしてまとめて、それによって円滑に転換ができるというようなことを期待いたしておるわけであります。ですから、ややともすると、何だか強制退職を迫っているようにあるいは見えるかもしれませんけれども、決してそうではなくて、果して強制になるかならぬかということは、年度末と申しますよりは、あるいはまだ新年度になっても若干の予算はいただけますし、それから実は特にお願いをしたいと私の考えているのは、臨時待命制度というものをぜひ三十年度も少くとも調達庁のような役所のためにつくっていただきたい。そうすると、その方でまた何箇月かという余裕ができて来る。そういう長い間に就職あっせんの努力をして行きますれば、一人も出血を出さぬということもできやせんか、かりに多少あったところで強制になるかならぬかという境目はまだ数箇月先の問題でありまして、今すぐ路頭に迷うようなことになるはずはないと私は思っておりますが、その辺が若干末端における説明の不備から誤解もあるのではないかと思います。そのような考え方でもって進行いたしたいと考えております。