清井正の発言 (農林委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○清井説明員 御質問の御趣旨は十分わかります。ただ、単にその予算から申しますと、ただいま御指摘のありましたように、義務割当量が補正になりますと、それだけ超過金額が支払われるということによって、それだけ予算のマイナスになるということは確かにあるのでございます。従って、特別会計からだけの見方をもっていたしますれば、これは当初二千二百五十万石という義務割当量に基きまして予算が編成してあるわけでありますから、それから少しでも減りますれば、減った分だけが、超過供出奨励金の分だけが当初の予算分よりもマイナスになるわけでありますから、一石も減じない方がいいということが端的にいえるわけであります。しかし、これはそういったものではないのでありまして、ただいまも御指摘のありました通り、割当当時の生産見込み高と実収高が二百七十万石ですか違っておるのであります。従いまして、その限度においてと申しますか、それとにらみ合いまして補正問題について御相談をしなければならぬということで、ただいま御相談申し上げておるわけであります。ただ、申すまでもないことでありますが、私どもの需給の計画といたしましては、御承知の通り大体二千三百五十万石が収買できるだろうということで実は一応需給の計画を立てておるわけであります。ところが、御承知の通り供出の義務割当の線が千八百三十万石、超過の要請量を入れましても二千二百五十万石ということで、超過の要請量よりもさらに百万石ぐらい集まらなければ需給としては立たないという計算を一応いたしておるのであります。そういうことがございますので、私どもといたしましては、なるほど御事情は十分わかりますし、確かに割当当時の生産見込みと実績とが違っておりますから、確かに補正に応じなければならぬのではございますけれども、ただ一方需給の要請ということもございますので、その点は十分県御当局並びに県の生産の方々の御協力を得まして、できるだけ——予算的に申しますれば私どもも少い方がいいのでありますけれども、そうかといってそうも参らぬという事情がございますので、その点は十分県と御相談いたしたいというので、実は個別に御折衝申し上げておるようなわけであります。食管特別会計上、また大蔵省から圧迫があるのじゃないかというようなお話でございますが、大蔵省から事務的にどうということはないのでございます。ただ今申し上げました通り、減額すればする分だけが赤字となって特別会計に残るという厳然たる事実はあるわけであります。そういう事実はあるわけでございますけれども、その事実があってもなおかつわれわれといたしましては、その事実を押しても県のお話あるいは理屈上当然しなければならぬ建前から減額補正の相談に乗っておるというようなことでございますので、やはり私どもといたしましては、両方にらみ合せながら当然やって参らなければならぬのであります。しかし理屈上はそうなっております。われわれといたしましても、十分お話を聞きながら、またわれわれの事情も十分お話いたしまして、できるだけ米を集めるということでこまかく検討しているというような実情でございますので、その実情はひとつ十分御了承願いたいと思うわけであります。

発言情報

speech_id: 102104988X00819550122_009

発言者: 清井正

speaker_id: 6743

日付: 1955-01-22

院: 衆議院

会議名: 農林委員会