千田正の発言 (水産委員会)
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○千田正君 そういう実質的には今の政府は二百万ドルで話し合いがついた、それはまあ政治的解決だという御説明でありますが、しからば外交的折衝としての、かりに損害があれだけ大きいのでありますが、二百万ドル程度で話し合いがついた。しからば、外交的に日本の権益の、たとえば漁場の拡張であるとか、あるいは日米カナダ条約におけるところのある程度の条約、いわゆる日本の操業すべきラインに対するところの拡張であるとか、アメリカの国内におけるところの関税、日本の海産物の輸出、輸入に関する関税の緩和であるとか、そういう問題についての外交折衝をやっておりますかどうか。たとえば外交問題というものは、単に法律上の請求ばかりではなく、そういう損害を受けた場合において、片方においてはバランスをとるような日本の国力の伸張という面についての外交折衝、これ又政府代表の機関である外務省としてやるべきところのものである。こういう問題に関しては、単なる法律的な要求のみならず、要求が十分に達成し得なかった場合において、他の一方においては外交的な立場において何らかの日本の権益を拡張するような方策をとっているかどうか、あるいはとられたかどうか、この点についてお伺いしたいと思います。