藤田進の発言 (通商産業委員会)

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○藤田進君 しかし大臣が責任のあるお立場で談話を発せられる場合、単なるうわさであつて、一笑に付するような場合には、帳簿の検査、調査も必要であるというようなことにまでは言及せられないと思うのであります。またこの談話にこたえて、小坂総裁の方からも直接それにこたえて談話発表があつたわけです、御承知かどうかしりませんが。従つて単なるうわさといことよりも、すでに現内閣においては前電源開発会社総裁の高碕さんもおられるわけでありますから、常に、しかも閣議等でお会いになつている間柄であります。通産と経審との関係はことに密接であります、というような前後の事情等から見ても、今の帳簿等も調査する必要があるというふうにも言及されている以上、しかも自由党に対する政治献金がなされているという疑いがあるので、これはけしからんことだ、国家資金をもつて運営している開発会社がさようなことではけしからんことであるから、帳簿を調べなければならん、これは当時記者に直接聞いた——私も広島にいたわけで、現地にいたわけですから、今御答弁のあるような、そこらでうわさがあるからというような状態ではなかつたと私は思います。従つて何もそこに単なるうわさを取り上げて、すぐ次から次と会社の帳簿を検査されるということになると大へんなことだと思いますが、やはりうわさの中でもなかんずくどうも火のないところの煙ではなさそうに見えたから、初めて帳簿の検査ということにまで、現内閣は非常にそういう点に注意を払つておられるように見えますので、何とかこの国費の点等から見てこれは特殊な会社だから帳簿も調べなければならんだろうと言われたに違いないと思うわけです。そのうわさのどういう点から出てあなたがそういう疑いを持たれたのか、それさえ聞けば、われわれはそれが単なるうわさなのかどうかということは、多少は当委員会としても開発会社に関係している委員会でありますから、そうこまかく聞かなくてもわかるわけであります。責任ある答弁をしていただきたいのであります。

発言情報

speech_id: 102114793X00219550122_025

発言者: 藤田進

speaker_id: 24431

日付: 1955-01-22

院: 参議院

会議名: 通商産業委員会