藤田進の発言 (通商産業委員会)
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○藤田進君 われわれ前内閣時代に電源開発会社の総裁更迭に伴つて当時愛知通産大臣にその事情をただしましたところ、われわれの了解のいかないままに移つたわけでありますが、今度高碕さんも経審長官、国務大臣でございますが、あの突如として更迭せられた裏に、われわれ直接各方面から開きますと、どうも時の政府に対していろいろなことが言われていたけれども、それに応じなかつたというような、しかもそれは応ずるべき性質のものでないから応じなかつた、どうも何か意に触れたのではないだろうかというようなことが言われて、そのあとおすわりになつたのが小坂さんで、日本発送電を解体しにお見えになつて、完全にこれを解体して、今度は同じ人が日本発送電と同じような性質のものを電源開発会社という名において作り上げる、融通会社にするということなんですね。こういう状態だと思います。きのうはぶちこわし、きようは作るという、しかも膨大な日本の電力の中心をなす日発、そうして今日では開発の一千億という膨大な、まれな特殊会社の総裁として、今度はそのこわした日発と同様なものを融通会社として作りたい。こういう変り方なわけです。しかし当時の内閣とされては、これは今大臣の直接関係のことではむろんございませんが、やはり融通会社として日発と同じようなものを作る、そういう思想、考え方がいいからというので、小坂さんが総裁になられたようには、これは客観的にそうはきめつけられないのであります。そうするとやつぱり何か従来聞かれなかつたものが、小坂さんであればどうも聞いてもらえるというようなところから、所管通産大臣もあまり知らないうちに更迭がなつてしまつた、副総裁までがこれに準じたというようなふうにわれわれは思つている。そこのやさき石橋通産大臣からかような談話があつたものですから、なるほどやつぱりあの更迭事情というものは、その聞き得ざるものを聞かなかつた。つまり政党献金しろということについてしなかつたから意に触れて人がかわつたのだ、かわつたということは、これはやつぱり聞くからそこにすわり得たのだ、こうずつと筋道が立つてくるわけでありますが、今日高碕国務大臣も御一緒でありますが、その当時の事情はむろん引き継ぎであつたかどうかしりませんが、通産大臣とせられては有数の開発会社について総裁更迭の問題に触れ、そして将来選挙後において、小坂総裁が言うことを聞かなければこれはやめてもらわざるを得ないということも言明されていたようでありますが、もともとの更迭事情について通産大臣はどのような見解なりお聞き及びであるかお聞かせいただきたいと思います。