淵上房太郎の発言 (公職選挙法改正に関する調査特別委員会)

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○淵上委員 ただいまの参議院の提案はこれは別個の問題であります。参議院の提案を待たず、衆議院衆議院として、われわれ同士同じような考えを持っておる方がおられるのでありまして、これを明確にするために必要に応じて修正の態度に出るかもしれませんが、大体今の条文をあげられた。それを屋外演説は演説会にあらずという解釈そのものがおかしいのであって、まるでひっかけるためにそういう解釈をしたかのごとき疑いも受けなければならぬということになるのでありますが、現在のお役所の方々のお考えだけいま一応聞いておけば足りるのでありますから、聞いた次第であります。
 それから、もう一つこの機会にお願いしておきたいのでありますが、先ほど山口委員からも話がありましたように、この委員会の当初から繰り返し出ている問題でありますが、防犯の問題であります。第一線警察官に対する指導から行きまして、もう少し犯罪、ことに悪質でない犯罪のときは、あらかじめ注意すれば予防し得る事態が非常に多いのでありまして、中川政府委員も先般から申しておられるのですが、私のこの間の経験では、ちょっとした戸別訪問をあげるのに、ある警察官は五カ所ばかりずっと尾行していってやっている。おい、戸別訪問はいかぬぞと注意すれば何でもない。実際人情から行きまして、知った家について今度は一つやろうじゃないか。——その町に行った機会に、知った家二、三軒やるということはあり得ることであります。これは特に悪質と見る必要はないと思うのでありますが、今申しましたように、五カ所も六カ所もずっと尾行して、いよいよ的確にのっぴきならぬような事態を作って、そうしてそれをあとで検挙する。これは実際です。そこで当初からたびたび問題が出ましたが、第一線警察官の防犯指導に対しまして、私は、検挙するのが必ずしも能じゃないのだ、防犯指導も相当中央官庁としては推進される必要があると思うのでありますが、先般来から申し上げますように、たびたびこの問題は出たのでありますが、来年は参議院の選挙もあります。あるいは本年内には地方選挙もまだ残っているところも各市町村にたくさんあるのであります。先般来の質疑応答の経過にかんがみまして、防犯につきまして積極的に何かおやりになるような意思を持たれるに至ったかどうかを、この機会にお伺いしておきます。

発言情報

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発言者: 淵上房太郎

speaker_id: 14265

日付: 1955-07-23

院: 衆議院

会議名: 公職選挙法改正に関する調査特別委員会