鈴木直人の発言 (地方行政委員会)

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○鈴木(直)委員 再建促進法の二十六カ条を見まして、これは地方団体のためにありがたいと考えられるのは、今の条項しかない。あとはみな押える条項ばかりです。二分などというのは六分五厘をこす二分ですから、しかも予算は七千五百万円だけなんです。そんなものは何もありがたいものではない。ありがたいのは、政府から再建整備団体に指定されれば、国の補助率が大幅に引き上げられるということに地方団体の唯一の特典がありそれ以外に何もない。もちろん交付金を引き上げるというような別途措置があれば別ですけれども、それはない。でありますから私たちはこの法案を審議する場合に、その言質を得なければ、とうていこの法律を承認するという気持になれない。従ってこの再建整備法の審議がある程度終了するまでの間においては、各大臣と協議して、そうして総理大臣を含めた閣議において決定して、そういう条項は必ずこの程度上げるのであるというはっきりした言明をとっておいていただかなければいけないと思う。そうしなければ、これでほんとうにありがたいのだというのは、何回も申しますが、あとないのです。その点はこの機会にあらかじめお願いをいたしておきます。
 それから第二は、それに関係ないところの赤字団体でありますが、この点についても後日お伺いしたいと思っておるのですが、今関連質問においてお聞きしておきたいと思うのですけれども、先ほど後藤財政部長の話によると、大臣の言明は間違っておるんだ、赤字団体には補助率を上げるのだというお話がありまして、これはいいなと実は考えたのであります。ところがあとでは、再建整備法以外にはそれを上げるところの法律が別にできておらないのだから、結局それについては補助率を上げることはできないのだということに落ちついたようです。それでは赤字団体の根本的解決にはならないので、先ほど後藤君が言われたような考え方でもって赤字団体について公共事業に対する補助率を上げるんだという考え方を持ち得ないかどうか、その点を大臣並びに財政部長にお聞きしておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 102204720X03519550706_073

発言者: 鈴木直人

speaker_id: 16283

日付: 1955-07-06

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会