辻原弘市の発言 (地方行政委員会文教委員会連合審査会)

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○辻原委員 お言葉のうちにちょっと気がかりな御発言がありましたので、この機会にお尋ねしておきますが、それは私ども非常に懸念をしておるのであります。というのは今大臣のお言葉の中にも、全部とはおっしゃられませんでしたけれども、地方財政を非常に窮乏さしている原因に教育費の膨脹、これが特記的にあげられるというふうな趣旨のお話しがあったわけでありまして、一般的に最近どうも、私はどこだということは申し上げませんけれども、ともかく地方財政の窮乏の大きな原因が教育費の最近の膨脹にあるんだ。その膨脹を来たしている理由も、今大臣が言われましたように、教育委員会が独立した行政権を持っておる。なかんずく原案送付権等、地方団体の長ないしは議会に対しても相当な発言権を有する、そういう規定がその誘因となって教育費の膨張を来たしておるのだ。だから教育委員会の送付権も削ってしまえ、まためんどうくさいから教育委員会もやめてしまえというような一つの暴論が起っておるのでありますが、もしそういうふうに長官がお考えなさっていらっしゃるとすれば、これは私はきわめて遺憾であり、かつまた大きな誤謬であると申さなければなりませんので、その点いま少し的確に伺っておきたいと思います。
 先般、今見えられましたが、松村大臣に私はその点をお伺いいたしました。松村大臣ははっきり教育費が地方財政窮乏の面接の原因ではないということを申されておるのであります。長官は部分的とおっしゃいましたが、部分的にでも教育費が一体今日の地方財政の窮乏を来たしたその原因とお考えになっていらっしゃるのかどうか、この点は私は重要な点であると思いますので、お伺いをいたしておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 102204762X00119550720_008

発言者: 辻原弘市

speaker_id: 17155

日付: 1955-07-20

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会文教委員会連合審査会