鈴木琢二の発言 (地方行政委員協議会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国家消防本部長鈴木琢二君 公共建物から火災が発生しております点を統計的に見ますと、どうもだんだんふえてきておるような傾向にあることは、まことに遺憾のきわみだと思っております。過般皆さんの御承知のように、大手町の東京都の建設局が火を起したのでございますが、これは特別大きな火災にはならなかったのでございますが、ちょうど火災季節に入りましたばかりの時期でございますし、台風時期にも入っておりますので、あの東京都の建設局の火災を契機にいたしまして、公共建物から火事を出してはいけないということで、ちょうど九月二十六日の次官会議の申し合せ事項として、公共建物の火災防止の徹底についてということを申し合せいたしました。それと同時に、同じ九月二十六日付で各都道府県知事に対しまして、国家消防本部長名をもつて通牒を発しまして、やはり公共建物火災防止の徹底についてということで、こまごまと警告を発しておったのでございます。それから一週間ばかりたってああいう県の建物から火を発しましたので、まことに残念に存じておるのでございます。消防の働きが十分でなかったという批評もあるというお話でございますが、発見がおそくて、あの風速下に火が広がってしまいますと、飛び火防止等に相当勢力をさかなければなりませんので、部分的には全然手の回らぬというところが当初においては出てくるわけであります。その点消防力がもっと充実しておればそういうことなしに済むのじゃないかと考えておりますが、その当時の状況を見ますと、普通新潟市におきましては火災発生の際の第一出場というのが二台ないし三台になっております。当日は消防本部長の指揮で最初から第三出場を命じております。そこで車は十二台一度に出ております。結局あれだけ急激に広がりますと、よほどの台数がないと十分すみずみまで手が回るということまでには参りませんので、今後市町村の財政の都合もありましょうが、消防力をなお一そう理想的な設備にいたすように進めていきたい、さように考えております。
 なお漏電防止の問題でございます。これは前々から通牒等にも詳して書きまして注意はいたしておるのでございますが、なお通産省並びに配電会社等とも十分連絡をとりまして、今後漏電による火災発生を防止していきたい、さように考えております。

発言情報

speech_id: 102204768X00119551007_010

発言者: 鈴木琢二

speaker_id: 7945

日付: 1955-10-07

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員協議会