床次徳二の発言 (地方行政委員協議会)

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○床次徳二君 この機会に台風二十二号災害に関しまして、自治庁当局にお願いして、特に注意を喚起いたしたいと思うのでありますが、御配付になりました表によりましてもおわかりになりますように、今度の台風は非常に特色があります。特に鹿児島県の被害の状態でありますが、今度の被害は非常に風が強い。六五メートルばかりの強風による被害がこの統計になっておるのでありまして、すなわち全壊、半壊の建物が非常に多いという状態であります。同時に関連して考えなければならないのは、ちょうど稲の成熟期一歩手前というときであります。この農作物の被害が非常に大きいのでございます。県で調査いたしましたところによりますると被害額が二百二十九億ばかりありまして、農作物被害が七十九億、一般建物関係が百二十億というような状態であります。今までにありました台風とはだいぶ被害の趣きを異にしております。従ってこの影響いたしますところは何かと申しますると、結局一般住民の所得にすぐ影響して参ります。同時にこれが納税にも影響するという状態でありまして、地方団体といたしましてはこの減税に対する処置が適正に実情に即して行われるということを願いますとともに、この欠陥に対して、当局として十分なあとの御配慮をいただきたいと思うのであります。先ほど長官から特別交付金その他のお話がありましたが、今回の状態におきましては、今までの災害とだいぶ態様が違うというところを把握していただきまして、これに即する処置をお願いいたしたい。必要がありますならばさらに起債等も考えなければなりませんが、特に公共建物等におきまして、学校の校舎等の倒壊もなかなか多いようであります。従ってこれに対する復旧起債という問題も出て参ります。今までの台風と非常に違うという実態を把握していただきまして、それに即するところの処置をとっていただきたい。特にこの点注意を喚起していただきたいと思いましてお願いする次第であります。

発言情報

speech_id: 102204768X00119551007_028

発言者: 床次徳二

speaker_id: 16859

日付: 1955-10-07

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員協議会