櫻井奎夫の発言 (地方行政委員協議会)
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○櫻井奎夫君 大体御趣旨はわかりました。私はただいま新潟市の大火のことだけを申し上げましたのですが、二十二号台風の及ぼしておる被害というものは、実に莫大な額に達すると思いますし、一千億見当のものが知事の方からも申請が出ているわけでありますが、そのような損害に対しなお早急に政府として手を打ってもらわなければならない問題があるわけであります。これは自治庁の関係ではございませんけれども、たとえば新潟市の場合は、中心街が大部分やられましたために、翌日から土地の問題が起きておる。借地借家の問題が起きておる。この借地借家の問題は、御承知のように、昭和二十一年に出ました罹災都市の借地借家臨時処理法が適用されない限り非常な紛争を起すわけであります。もう現実の問題として毎日この事件が起きておりまして、現地においては暴力行為さえも頻発をしておる。こういう事態をすみやかに終息させるためには、この法律の適用を国会において立法化する以外に方法がない。いろいろ私どもは考えまして、まず県あたりが本建築をやる場合の許可を少し延ばさせるとか、そういうふうな処置を講ずるよりほかに今手がないわけであります。従ってこのような現地の混乱をすみやかに終息させるという意味からも、政府はこの際早急に臨時国会を開きまして、これらの被害地に実際適用しなければならぬ法律がほかにもあると思うのでありますが、このような法律を提案し、立法化される御意思があるかどうかお尋ねをいたします。