内海安吉の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内海安吉君 ただいま議題となりました水防法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず本法案の提案の理由及び内容について申し上げますと、第五回国会におきまして、水防制度を整備するため水防法が制定されたのでありますが、今回さらに水防活動の強化をはかるため、洪水予報、災害補償、費用の分担補助等の規定を整備せんとするものであります。すなわち、第一には、建設大臣は、重要な河川については、中央気象台と共同の責任において洪水予報を行うこと、第二には、水防団長または水防団員が公務により死傷した場合における公務災害補償制度を確立するとともに、一般住民が水防に従事してことにより死傷した場合に対する補償についても所要の規定を整備したこと、第三には、現在予算措置のみでなされている水防費に対する補助を明確に法定すること等が、そのおもなる点であります。
 本法案は、去る六月六日本委員会に付託せられて以来、数回にわたり審査いたしたのでありますが、その詳細は会議録に譲ることといたします。
 ついで討論に入りましたところ、自由党を代表して二階堂進君、日本社会党を代表して小林幹君、日本社会党を代表して中島巖君、労農党を代表して石野久男君よりそれぞれ発言があり、いずれも、本改正案は水防活動に対する一歩前進ではあるが、水防活動に要する資材、器具等に要する経費並びに水防活動による災害補償に対する国庫補助の道が考慮せられていないのは、はなはだ遺憾である、この点に関しては次期国会においてぜひとも改正したいとの強い要望を付して賛成の意が述べられたのであります。
 かくて、採決の結果、全会一致をもって原案の通り可決すべきものと決定いたした次第であります。
 右、御報告申し上げます。(拍手)

発言情報

speech_id: 102205254X02819550614_023

発言者: 内海安吉

speaker_id: 15192

日付: 1955-06-14

院: 衆議院

会議名: 本会議