赤松勇の発言 (予算委員会)

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○赤松委員 この際私から一点政府に対しまして質問をしておきたいと思います。
 それは、先般来この暫定予算につきましては、私どもできる限りの協力をして参りました。しこうして政府の都合につきましても、でき得る限り私どもはあるいは質問時間を制限し、あるいは質問者を制約するというように、いろんな点で協力して参ったのでございまするが、昨日政府及び与党の懇談会が総理大臣の私邸において行われたようでございます。本日の新聞を見ますると、この会議におきましては、国会運営がもし行き詰まる場合には、衆議院解散も辞せずとの決意を固めて進む必要があるとの強硬意見が主張された。しかしこの重大決意については、今後の含みとして了解するとの空気ではあったが、しかしまだこれを表面に出すのは時期尚早で、当面はなお自由党に対する協調策を従来よりさらに積極的に行い、国会運営の円滑化をはかるとの方針で進むことに一致した。このためとりあえず三十年度本予算については、自由党に対し事前折衝を働きかけるほか、憲法調査会の設置、小選挙区制の問題なども自由党に呼びかけて、これら保守派に共通な問題をとらえて、民自協調のきっかけを極力作っていくことになった。憲法調査会の問題については、今国会中に民主党からこれを国会に設ける法案を提出するとともに、三十年度本予算でとりあえずこれに関する一部経費を計上し、自由党の出方を打診する意向である。こういうことが新聞に報道されておるのでございます。先般来同僚議員が、たとえば憲法問題につきまして鳩山総理に質問をした。そうすると鳩山総理は、国会の中に憲法改正に関する調査会を設ける意向は今のところはない、民主党の内部にその調査会を設けたいと考えておるというような答弁でございました。三十年度予算につきましては自由党とは話し合いをしない、こういうことがしばしば今まで政府で繰り返し強調されてきた点である。これは今後の国会運営に非常な大きな影響を及ぼしますので、一つ政府の基本的態度をばこの際明らかにしていただきたいと思います。そこで鳩山総理に質問をするのがほんとうなんですけれども、総理はただいまお見えになっておりませんから、重光副総理よりお答えをお願いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 102205261X00419550328_002

発言者: 赤松勇

speaker_id: 28842

日付: 1955-03-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会