小平忠の発言 (予算委員会)
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○小平(忠)委員 そういたしますと、本年度の予算の中に具体的に現われておる問題を私は指摘いたしたいのであります。まず、しからば農林省所管の予算をごらん下さい。二十九年度の総額は九百六十六億であります。これに対して三十年度は八百四十九億というふうにも百十六億も大幅に削減になっております。その中の大きなものは、災害復旧においては四十四億、農業保険においては二十六億、農業委員会においては十四億、開拓者資金融通特別会計においては十五億、米麦安売りの補填四億、さらに食糧増産、公共事業などで十億という大幅な削減をいたしております。さらにあなたは蛋白資源の培養から畜産の振興をやるんだとおっしゃいますけれども、畜産振興費においては現にわずかな予算でありますけれども、これをふやすどころか反対に三千六百万も削っております。これでは結局あなたのおっしゃることは何も現実に予算の面において実行されないし、私は国会に提出されておる予算書を見て、農林省関係を前年度と本年度の対比を見るときに、ほとんど三角じるし、ほとんど削減であります。あなたは特に民主党内閣において農政問題についてはエキスパートである、自他ともに許しておるというような見地から、あなたが農林大臣になったならばこの食糧問題の解決あるいは畜産の振興、さらにもろもろの農政問題は期待するところ大であるということは、よく宣伝されたものであります。これで一体あなたの面子が立ちますか。