小平忠の発言 (予算委員会)
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○小平(忠)委員 私は米価問題は、今後残された大きな問題として保留いたしておきまして、これ以上追究いたしません。私はこの米価問題決定に当りまして、農林大臣にも、大蔵大臣にも、強く指摘しておきたい点は、戦後のわが国の米の集荷制度について、今大きな変更を加えようといたしておりますが、この新しい制度をもし実施する際にガンになるのは、これは本年度の米価であります。ですからこの米価の決定については、今のような結論を出しておいて、それにでたらめなパリティ方式をそこに当てはめてはじき出すような考え方では、とうていおさまらないと思います。私はこの新しい制度を実施する一つの大きな問題点として十分に御善処願いたい。
さらに農村問題として、農民課税の問題、あるいは農業協同組合の課税の問題等、これは多年にわたる懸案事項であります。先般本委員会におきましても、昨年度の農業所得税の確定申告をめぐって、全国的に非常に不満と混乱を来たした問題がございます。さらに固定資産税、あるいは農業協同組合に対するところの法人税、事業税、あるいは一定資産税、これらに対しましても、当然非課税とすべきであるという問題等々、この農村並びに農民に対する課税については、現在内閣がいろいろ税制改正の具体的な方向もきめ、これを進めつつある段階でありますが、私は特にこの農民に対する課税、農業協同組合に対する課税という問題について、根本的に農林大臣はどのようにお考えになっているか、さらにその責任官庁である大蔵大臣は、これに対してどのようにお考えになっておるか。さらに先般私があれほど強く指摘いたしました二十九年度の農業所得税、あるいは同定資産税に対してその後どのような措置をされ、どのようなことになっているかについて、国税庁長官にも私はその意見を承わっておきたいと思うのであります。