一萬田尚登の発言 (予算委員会)
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○一萬田国務大臣 昭和三十年度特別会計予算補正特第1号を提出いたし、御審議を願うに当りまして、その内容につき御説明いたしたいと存じます。
六月二十四日国会において承認されました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結に伴いまして、これに基いて借り入れる外貨資金を財源として、電源の開発、農地の開発その他本邦の経済の発展を促進するために行う資金の貸付に関する経理を明確にするため、余剰農産物資金融通特別会計を設置することといたしましたので、このため、ここに昭和三十年度特別会計予算補正(特第1号)を提出いたした次第であります。
この特別会計の歳入は、右のアメリカ合衆国からの借り入れ資金の借り入れによる収入金三百十四億二千万円、及び貸付金の利子収入一億八千三百万円をもってこれに充て、歳出といたしましては、電源開発事業に百八十二億五千万円、農地開発事業に三十億円、日本生産性本部に一億五千万円を貸し付けることとして、合計二百十四億円の貸付金を計上するほか、事務取扱費及び予備費若干を計上いたしております。
以上、昭和三十年度特別会計予算補正特第1号の大要を御説明いたしましたが、何とぞすみやかに御審議の上御賛成あらんことを特にお願いいたす次第であります。