鳩山一郎の発言 (予算委員会)
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○鳩山国務大臣 私はソ連の態度については観察を誤まったことはないと思っております。ソ連は今日まではとにかく世界制覇というような考え方で参ったこともあったのでありますけれども、今日においては世界の平和という方に向っているというように考えておるのであります。たとえばジュネーブ会議におきましても、あるいはサンフランシスコのソ連の演説におきましても、それに対応するアメリカ、イギリス、フランス等の考え方を見ましても、とにかく世界の緊張は緩和せられる方に向いてきたと思うのであります。世界の緊張が緩和する方に向いてくれば歯舞、色丹等の小さい鳥をソ連が欲する理由はないと思います。それですから私はソ連に対しての観察は誤まってないと思います。戦争状態が終結しておらなかった両国の関係から、このたびの松本君との会談によりましても、戦争状態を終結して早く正常化したいということはソビエトの代表者が言っておるくらいでありますから、私のソ連に対する観察というものは決して誤まってはいないと私は確信をしております。