河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 表明したいということでありますから、私は鳩山総理を信頼いたしますが、どうぞ言葉だけでなしに、私はこういう際にこそ具体的にはっきりした態度をお示しが願いたいと思うのであります。
 そこで次にお尋ねを申し上げたいのは、先ほど来お尋ねをいたしておりますように、世界の緊張を話合いによって緩和するその方向が、今やジュネーヴの四巨頭会談となって現われようとしておる。こういう際に私は、鳩山内閣の施策というものは、内政の面においてはこの情勢と逆行しておるのではないか、こういう感じを持っておるのであります。そういう意味合いにおいて私は、鳩山総理大臣に防衛の問題について、これはたびたび議論のあった点でありますが、きわめて率直にお尋ねを申し上げたいと思うのであります。今まで防衛の問題で明らかになったことば、私の理解するところによりますと、こういう点であると思います。それは日本国の憲法は自衛のために軍隊を持つことは禁じていない。それから自衛のためということであるならば軍隊に制限はない。憲法を改正するのは、憲法第九条があいまいであるから、以上の趣旨を明らかにするために憲法を改正したいと思う。憲法を改正する発議権は国会にあるけれども、憲法改正のための準備工作をする権限は政府にもあるのだ、こういうお考えであるように理解するのでありまするが、この通りと了解してよろしいでしょうか。

発言情報

speech_id: 102205261X03019550714_169

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1955-07-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会