川上為治の発言 (予算委員会第三分科会)

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○川上政府委員 原油あるいはその製品の関税につきましては、実は二十五年ごろからかけるということになっていて、そのままストップになっておるわけでございます。その当時の事情としましては、フレート、すなわち運賃が相当高かったために、石油の価格も相当高かったのでありますが、非常に石油の価格が高いということで、関税をかけるということは見合わした方がよくないかということで、今日まできておるわけでございます。ところが最近においてはフレートも相当低くなり、従って石油の価格も、現在においてはその当時よりも相当低くなっておるわけでございます。そういう当時の事情と現在においては違うという点が一点でございますが、最近においては石炭不況の関係から、石油の価格と石炭の価格をある程度調整すべきではないかという考えもございまして、従来かけることになっていてかけなかったこの関税について、それをそのまま全部復活することも、最近の国家情勢その他の点からどうかと思いますので、そのうちの特に石炭と最も競合するB重油、C重油についてある程度かけたらということで、原油については二%、B、C重油については六・五%の関税をかけることにいたしたわけでございます。ただいまどういう目的でかけるかという御質問に対しては、従来かけるということになっていて、そして延ばした理由が最近においては消滅しておるということ、もう一つは、であるけれども、従来の率をそのまま実行するということになりますと、いろいろ波及する点もございますので、そのうち特に石炭関係と競合するB、C重油だけをかけることにいたしたわけでございます。

発言情報

speech_id: 102205268X00219550604_003

発言者: 川上為治

speaker_id: 14181

日付: 1955-06-04

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第三分科会