北澤直吉の発言 (予算委員会第三分科会)
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○北澤分科員 ただいまのお話によりますと、最近だいぶ石油類の値段が下ったので、原油、重油の免税をする必要があまりなくなったということと、石炭産業が困った状態になっておりますので、それとの関係でB、C重油に関税をかけることにしたというお話でございますが、これは通産省が考えておりますように、日本の現在におきましては、貿易の振興が最も大事である、そこで貿易振興の施策としてはいろいろありますが、その中で一つの大きな方針として、日本の国内におけるコストの引き下げということを大きく打ち出しているわけであります。そういうような世界的な貿易競争場裏におきまして、日本の産業の競争力を強化するという点から申しまして、ぜひともコストを引き下げなければならない。特に今後の国際関係から見まして、だんだん国際緊張が緩和されて、貿易の競争がますます激しくなる。またイギリスなどでは保守党が選挙に勝ちまして、そういう面からもポンド地域の貿易競争は相当激しくなることが予想される。こういういろいろな点から考えましても、日本におけるコストの引き下げは刻下の急務であると思いますが、そういう点から申しますと、こういう動力源に対して関税をかけることは、先ほど申しました通産省のコスト引き下げという大きな方針に逆行するのではないかと思いますが、その点について御説明を聞きたいと思うのです。