川上為治の発言 (予算委員会第三分科会)

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○川上政府委員 ただいまお話になりましたことは、まことにごもっともでありまして、私どもの方としましても、そういう貿易振興のためのコストを切り下げることを考えまして、従来原油につきましては一割、製品につきましても大体において一割かけるというものを、原油につきましては二%、製油につきましては六・五%というふうに率を実は引き下げたのでございます。しかもその率を切り下げるだけではなくて、そういう貿易振興関係方面に対しましては、極力関税をかけた影響がないように、私どもの方としましては行政指導をしたいと考えているのであります。それはB重油、C重油のうち、C重油につきましては、鉄鋼関係が相当使っているわけでございますが、私どもの方としましては、関税をかけましても、そういう方面に影響がないように、C重油関係につきましては、極力精製業者、あるいは元売業者、そういう石油の業者の方で値上り分は極力吸収するように行政指導をいたしまして、鉄鋼関係とか、その他輸出に非常に関係のあるものに影響がないようにしたいと考えております。それからB重油につきましては、海上関係、たとえば漁船とか、あるいは船舶方面で相当程度使っておりますが、こうした方面に対しましても、そう影響がないように、行政指導で、先ほどC重油について申し上げましたような措置を講じたいと考えております。一番問題になりますのは、石炭と最も競合するボイラー関係、これはB重油の大部分を占めているわけでありますが、このボイラー関係のものにつきましては、私どもの方としましては、石炭との調整の関係から見まして、ある程度値上りになってもやむを得ないじゃないかというふうに考えているのでありまして、ボイラー関係のものについては、輸出方面に大きな影響を与えるというふうに私どもは考えていないわけでございます。今申し上げましたような行政的な措置によりまして、極力貿易関係に影響がないようにいたしたいと考えております。

発言情報

speech_id: 102205268X00219550604_005

発言者: 川上為治

speaker_id: 14181

日付: 1955-06-04

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第三分科会