北澤直吉の発言 (予算委員会第三分科会)

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○北澤分科員 去年は、例の日英支払い協定通商会談の結果、ポンド地域において輸入制限を緩和をしたというようなことがあって、ポンド地域に対する日本の輸出は相当ふえたわけであります。ところがその後一年間の日英間の貿易じりを見ますと、日本の方から相当の輸出超過になっておる。従ってイギリスの方では、今度の日英間の貿易におきましては、日本がポンド地域からもっと輸入をふやすように主張するのじゃないかと思います。あるいは日本からの輸出を制限する、そうして貿易のバランスをとるということを主張するのじゃないかと私は思います。そのほかにも、最近イギリスにおきましては、例の大規模の鉄道のストライキとか、いろいろなことがありまして、だいぶポンド為替が弱くなってきておるということ、それからそういうふうに英国の国際収支がだんだん悪化してきておるということから、輸入制限をしようという空気になっておるそうであります。そういうことから考えまして、日本のポンド地域に対する輸出というものに対しては、どうも私は楽観できないのじゃないかと思いますが、その点について政府はどういうふうに考えておりますか。

発言情報

speech_id: 102205268X00219550604_022

発言者: 北澤直吉

speaker_id: 29171

日付: 1955-06-04

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第三分科会