上村照昌の発言 (決算委員会)
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○説明員(上村照昌君) ただいま大体二十八年度の検査報告に掲載しました概括的な事項を説明しましたが、次は工事に関する件を、一件別に簡単に御説明いたします。
十八号は、留萌の射撃場新設工事でございますが、これは、二十九年一月までに、工事契約金額の一千余万円の全額を支払われておるわけでございますが、二十九年の八月に至りましても、盛土、切土が全部できておらない状況でございまして、監督及び検収が適切でなかったと、かように考えておるわけでございます。
次は十九号でございます。小郡駐屯部隊に深井戸増設工事がなされたわけでございますが、当部隊にはすでに井戸が新設してございまして、大体部隊の所要の水量はとれておるわけでございますが、既設の井戸のストレーナーが閉塞するおそれがあるということで、予備的に工事を施行されておるわけでございますが、ストレーナーの閉塞につきましては、予防的な措置もとってありますし、他部隊その他を見ましても、特に予備的の井戸を新設する必要がなかったと、かように考えているわけでございます。
次は二十号の汽缶の容量が過大になっているものというものでございまして、これは千歳及び名寄に、九千百余万円で汽缶の設備工事をなされているわけでございますが、部隊の必要の所要量に対しまして、汽缶の設備されているものが過大でございまして、これを部隊の所要量に適合するような汽缶を設置したならば、約一千五百万円が節減できるというふうに考えておるわけでございます。
二十一号は、排水管の勾配の計算を誤ったため、必要のない設計変更をされたものでございまして、これは旭川地区で、排水設備工事をなされている途中に、当初の設計では十分の排水はできないというととで設計変更されておるわけでありますが、現地の断面図その他につきまして見ますると、当初の設計で十分間に合う事態でございまして、設計変更をする必要はなかったと考えるわけでございまして、そのため約百万円が不経済になっておると思うのであります。
次は二十二号、弾薬庫の新設工事でございますが、これは築堤の法こう配を一割七分ということで設計され、施工されておるわけでございますが、現地の土質その他の状況から考えまして、一割程度で十分であるものでございまして、一割程度で施工されましたならば約二百五十万円が節減せられたと考えておるわけでございます。
次は二十三号でございまして、これは二十九年の三月に三宿地区の施設を請負に六億六千万円で出されておりまして、とれに対する前金払いを年度内に二億六千七百余万円を支払っておられる事態でありまして、先ほど申し上げましたように、用地につきましていろいろ補償関係その他が解決しない状況でありまして、当時としては必ずしも着工の見込みが直ちにあると考えられない事態でありますのに、年度末に急ぎ契約せられて、前金払いをされたことははなはだ遺憾である、かように考えておるわけでございます。