決算委員会
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会
会議録情報#0
昭和三十年五月二十三日(月曜日)
午後一時五十分開会
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出席者は左の通り。
委員長 山田 節男君
理事
青柳 秀夫君
谷口弥三郎君
野本 品吉君
中川 幸平君
委員
石井 桂君
小沢久太郎君
木内 四郎君
白井 勇君
白波瀬米吉君
飯島連次郎君
島村 軍次君
三浦 辰雄君
大倉 精一君
市川 房枝君
国務大臣
国 務 大 臣 杉原 荒太君
政府委員
防衛庁長官官房
長 門叶 宗雄君
防衛庁経理局長 石原 周夫君
防衛庁装備局長 久保 亀夫君
建設省営繕局長 木村 恵一君
事務局側
常任委員会専門
員 池田 修蔵君
説明員
防衛庁次長 増原 恵吉君
会計検査院事務
総局検査第二局
長 上村 照昌君
—————————————
本日の会議に付した案件
○連合審査会開会の件
○昭和二十八年度一般会計歳入歳出決
算(内閣提出)
○昭和二十八年度特別会計歳入歳出決
算(内閣提出)
○昭和二十八年度政府関係機関決算報
告書(内閣提出)
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この発言だけを見る →午後一時五十分開会
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出席者は左の通り。
委員長 山田 節男君
理事
青柳 秀夫君
谷口弥三郎君
野本 品吉君
中川 幸平君
委員
石井 桂君
小沢久太郎君
木内 四郎君
白井 勇君
白波瀬米吉君
飯島連次郎君
島村 軍次君
三浦 辰雄君
大倉 精一君
市川 房枝君
国務大臣
国 務 大 臣 杉原 荒太君
政府委員
防衛庁長官官房
長 門叶 宗雄君
防衛庁経理局長 石原 周夫君
防衛庁装備局長 久保 亀夫君
建設省営繕局長 木村 恵一君
事務局側
常任委員会専門
員 池田 修蔵君
説明員
防衛庁次長 増原 恵吉君
会計検査院事務
総局検査第二局
長 上村 照昌君
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本日の会議に付した案件
○連合審査会開会の件
○昭和二十八年度一般会計歳入歳出決
算(内閣提出)
○昭和二十八年度特別会計歳入歳出決
算(内閣提出)
○昭和二十八年度政府関係機関決算報
告書(内閣提出)
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山
山田節男#1
○委員長(山田節男君) ただいまから第七回決算委員会を開会いたします。
議題に入る前にお諮りしたいことがあります。今回会計検査院法の一部を改正する法律案が五月十八日に内閣委員会に付託されました。本法律案は、当決算委員会におきましても、非常に関心を持つ法律案でございますので、いかようにこれを取り計らったらよろしいかお諮りいたします。
これは例によりますと、もしこの法案に対しまして、内閣委員会と連合審査会を催したいという御希望があれば、内閣委員長に申し込みをしなくてはならぬわけです。法案の内容につきましては、前回にもちょっと御説明申し上げたと思いますが、定員の増加、それから検査事項の、すなわち会計検査院法の一部改正によりまして、権限の拡張と、こういう二つの問題が含まれておるわけでございます。当委員会として内閣委員長に対して会計検査院法一部改正法律案に対しまして、連合審査会を催すことを申し込むことについて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →議題に入る前にお諮りしたいことがあります。今回会計検査院法の一部を改正する法律案が五月十八日に内閣委員会に付託されました。本法律案は、当決算委員会におきましても、非常に関心を持つ法律案でございますので、いかようにこれを取り計らったらよろしいかお諮りいたします。
これは例によりますと、もしこの法案に対しまして、内閣委員会と連合審査会を催したいという御希望があれば、内閣委員長に申し込みをしなくてはならぬわけです。法案の内容につきましては、前回にもちょっと御説明申し上げたと思いますが、定員の増加、それから検査事項の、すなわち会計検査院法の一部改正によりまして、権限の拡張と、こういう二つの問題が含まれておるわけでございます。当委員会として内閣委員長に対して会計検査院法一部改正法律案に対しまして、連合審査会を催すことを申し込むことについて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山
山田節男#2
○委員長(山田節男君) それでは御異議ないようでございますから、委員長より内閣委員長に対しまして、会計検査院法の一部改正法律案に対しまする連合審査会を開くことを申し込むことにいたします。
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この発言だけを見る →—————————————
山
山田節男#3
○委員長(山田節男君) 次に昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、同じく特別会計歳入歳出決算、同じく政府関係機関決算報告書を議題いたします。
本日は保安庁の部を審議いたします。まず防衛庁長官より御説明をお願いいたします。
この発言だけを見る →本日は保安庁の部を審議いたします。まず防衛庁長官より御説明をお願いいたします。
杉
杉原荒太#4
○国務大臣(杉原荒太君) 二十八年度の保安庁経費の決算につきまして御説明申し上げます。
二十八年度は保安庁の経費、補正後の保安庁経費が六百十一億一千万円、前年度からの繰り越し額が二百八十九億五千万円、合計歳出予算現額が九百億六千万円でございましたが、これに対しまして、歳出の支出済み額は六百二十八億六千万円ございまして、翌二十九年度への繰り越し額が二百五十七億一千万円、不用となりました額が十四億八千万円でございます。
二十九年度への繰り越し額二百五十七億一千万円のおもなる内訳を申し上げますというと、機材費におきまして百十九億二千万円、施設整備費が九十億八千万円、船舶建造費が三十五億二千万円ということに相なっております。この繰り越しの理由の概要を申し上げますると、機材費につきましては、装備品の使用、規格の決定、航空機の機種の決定等に不測の日子を要しまして遅延を生じたためのものでございます。施設整備費につきましては、最もおもなる理由は用地の取得に意外の日子を用したというととでございます。船舶建造費につきましては、船舶の基本設計の遅延等によるものでございます。不用額十四億八千万円を生じましたのは、主として欠員によりまして人件費及び糧食費に不用を生じたためでございます。なお、詳細は御要求がありますれば補足することにいたします。
この発言だけを見る →二十八年度は保安庁の経費、補正後の保安庁経費が六百十一億一千万円、前年度からの繰り越し額が二百八十九億五千万円、合計歳出予算現額が九百億六千万円でございましたが、これに対しまして、歳出の支出済み額は六百二十八億六千万円ございまして、翌二十九年度への繰り越し額が二百五十七億一千万円、不用となりました額が十四億八千万円でございます。
二十九年度への繰り越し額二百五十七億一千万円のおもなる内訳を申し上げますというと、機材費におきまして百十九億二千万円、施設整備費が九十億八千万円、船舶建造費が三十五億二千万円ということに相なっております。この繰り越しの理由の概要を申し上げますると、機材費につきましては、装備品の使用、規格の決定、航空機の機種の決定等に不測の日子を要しまして遅延を生じたためのものでございます。施設整備費につきましては、最もおもなる理由は用地の取得に意外の日子を用したというととでございます。船舶建造費につきましては、船舶の基本設計の遅延等によるものでございます。不用額十四億八千万円を生じましたのは、主として欠員によりまして人件費及び糧食費に不用を生じたためでございます。なお、詳細は御要求がありますれば補足することにいたします。
山
山田節男#5
○委員長(山田節男君) ただいまの杉原長官の御説明に対しまして御質問をお願いたします。なお、本日は防衛庁からは、長官のほかに増原次長、石原経理局長、久保装備局長、並びに木村営繕局長がお見えになっております。との保安庁——防衛庁の決算に関しましては、二十八年度の防衛庁、当時の保安庁の決算に関しましては、本日とそれから明後日の二回にわたって審議をいたしまして、大体本日は総括的な御質問をしていただきまして、なお第二日目には各論的な問題を御審議願うことになっております。時間の都合もございますので、一応大臣の御説明に対しまして総括的な御質疑をお願いいたしたいと思います。もし大臣が本日時間が非常に制約されていない場合は、しばらく御在席願って、ただいまの大臣の御説明のほかに、会計検査院側、並びにあなたの方の各部局の責任者である方から、今の大臣の御説明に対する補足的な御説明をしていただいて、そうして御質疑をしたらどうかと思います。しばらく御在席願えますか。
この発言だけを見る →杉
山
山田節男#7
○委員長(山田節男君) それでは大臣に御質問願う前に、会計検査院の上村局長から、この決算報告書にありまする保安庁に関する総括的な事項と、それから、工事第十八号以下の問題、これをひとつ分けて御説明願いたいと思います。
この発言だけを見る →上
上村照昌#8
○説明員(上村照昌君) 二十八年度の保安庁、現在の防衛庁の決算に対しまする検査報告事項でございますが、先ほどお話がございましたように、二十八年度の支出済額六百二十八億余万円に対しまして、検査いたしました結果、不当事項として提起しました事項の件数は、全部で三十件ございまして、批難金額が約八億八千万円ぐらいに当っておるわけでございます。
その事項別内訳は、工事に関しまするものが六件、価格の決定に関しまするものが五件、不急の物品を購入した案件が九件、物資器材の規格の決定が当を得なかったものが八件、物資器材の検収当を得なかったものが二件、かようになっているわけでございます。
工事につきましては、設計が過大であるため不経済になっている案件、あるいは工事の監督及び検査が適正に行われないままに工事代金が支払われたり、あるいは工事の着工の見通しが必ずしも明確になっておらないのに、年度末に契約を締結せられて、前金払いを支払われ、予算消化と認められる案件がございます。
契約価格の決定が当を得ないもの五件につきましては、概括的に申し上げますと、防衛庁の契約は相当大口なものがございまして、しかも、特殊の事情によりまして、随意契約によらされている事態が相当多く見受けられるわけでございます。御承知のように、契約いたします場合には、予定価格を作りまして、予定価格の範囲内において契約するわけでございますが、競争契約の場合に、おきましても、予定価格の適否が契約価格に影響することはもちろんでございますが、随意契約におきましては、ことさらその関係が深い事情にあるわけでございます。さような関係にありまするが、実際の予定価格の立て方その他を見てみますと、業者の見積りをそしゃくしないままに採用されていると認められるもの、あるいは価格の決定に当りまして、十分の検査が行われてないというふうなため、相当予定価格が高価になっている、ひいて契約価格も高価になっていると思われるものもあるわけでございまして、この点につきまして、ただいま申し上げましたような関係上、予定額の作成上、一段の留意を要すると考えるわけでございます。
不急の物品を購入しました九件につきましては、御承知のように防衛庁では米軍に範をとりました編成装備等がありまして、これに基いて物品を購入せられる事態が非常に多いわけでございます。ところが、実際購入せられている案件を見ますると、現在の部隊の実情等の把握が十分でないために、不急の物品を購入されている事態が相当あるわけでございまして、これらにつきましては、現実の部隊の状況を把握されて不急物品を購入することなく、予算の効率的使用をはかられることが適当であろうと考えているわけでございます。
それから規格の決定当を得ないもの八件でございます。これは用途に必ずしも適合しないと思われるような用途の物品を購入されているものが、あるいは物品を購入せられる場合に、これに相関連する物品との関係におきまして十分の調査等がなされないために、不必要の規格の決定をされているというふうな事態が生じておるわけでございまして、予算の消化をはかるためいろいろお急ぎになる事情もあると思いますが、不経済な事態を招来することもありますので、規格の検討については相互関連等について十分検討の要があると考えるわけでございます。
検収につきましては二件ございまして、検収の方法が必ずしも適切でなかったために、買い入れましたものがほとんど使いものにならない、あるいは規格に適合しないというふうな事態が起っておりますので、今後、検収につきましても、一段の工夫が望ましいと考えるわけでございます。それから工事関係を……。
この発言だけを見る →その事項別内訳は、工事に関しまするものが六件、価格の決定に関しまするものが五件、不急の物品を購入した案件が九件、物資器材の規格の決定が当を得なかったものが八件、物資器材の検収当を得なかったものが二件、かようになっているわけでございます。
工事につきましては、設計が過大であるため不経済になっている案件、あるいは工事の監督及び検査が適正に行われないままに工事代金が支払われたり、あるいは工事の着工の見通しが必ずしも明確になっておらないのに、年度末に契約を締結せられて、前金払いを支払われ、予算消化と認められる案件がございます。
契約価格の決定が当を得ないもの五件につきましては、概括的に申し上げますと、防衛庁の契約は相当大口なものがございまして、しかも、特殊の事情によりまして、随意契約によらされている事態が相当多く見受けられるわけでございます。御承知のように、契約いたします場合には、予定価格を作りまして、予定価格の範囲内において契約するわけでございますが、競争契約の場合に、おきましても、予定価格の適否が契約価格に影響することはもちろんでございますが、随意契約におきましては、ことさらその関係が深い事情にあるわけでございます。さような関係にありまするが、実際の予定価格の立て方その他を見てみますと、業者の見積りをそしゃくしないままに採用されていると認められるもの、あるいは価格の決定に当りまして、十分の検査が行われてないというふうなため、相当予定価格が高価になっている、ひいて契約価格も高価になっていると思われるものもあるわけでございまして、この点につきまして、ただいま申し上げましたような関係上、予定額の作成上、一段の留意を要すると考えるわけでございます。
不急の物品を購入しました九件につきましては、御承知のように防衛庁では米軍に範をとりました編成装備等がありまして、これに基いて物品を購入せられる事態が非常に多いわけでございます。ところが、実際購入せられている案件を見ますると、現在の部隊の実情等の把握が十分でないために、不急の物品を購入されている事態が相当あるわけでございまして、これらにつきましては、現実の部隊の状況を把握されて不急物品を購入することなく、予算の効率的使用をはかられることが適当であろうと考えているわけでございます。
それから規格の決定当を得ないもの八件でございます。これは用途に必ずしも適合しないと思われるような用途の物品を購入されているものが、あるいは物品を購入せられる場合に、これに相関連する物品との関係におきまして十分の調査等がなされないために、不必要の規格の決定をされているというふうな事態が生じておるわけでございまして、予算の消化をはかるためいろいろお急ぎになる事情もあると思いますが、不経済な事態を招来することもありますので、規格の検討については相互関連等について十分検討の要があると考えるわけでございます。
検収につきましては二件ございまして、検収の方法が必ずしも適切でなかったために、買い入れましたものがほとんど使いものにならない、あるいは規格に適合しないというふうな事態が起っておりますので、今後、検収につきましても、一段の工夫が望ましいと考えるわけでございます。それから工事関係を……。
山
上
上村照昌#10
○説明員(上村照昌君) ただいま大体二十八年度の検査報告に掲載しました概括的な事項を説明しましたが、次は工事に関する件を、一件別に簡単に御説明いたします。
十八号は、留萌の射撃場新設工事でございますが、これは、二十九年一月までに、工事契約金額の一千余万円の全額を支払われておるわけでございますが、二十九年の八月に至りましても、盛土、切土が全部できておらない状況でございまして、監督及び検収が適切でなかったと、かように考えておるわけでございます。
次は十九号でございます。小郡駐屯部隊に深井戸増設工事がなされたわけでございますが、当部隊にはすでに井戸が新設してございまして、大体部隊の所要の水量はとれておるわけでございますが、既設の井戸のストレーナーが閉塞するおそれがあるということで、予備的に工事を施行されておるわけでございますが、ストレーナーの閉塞につきましては、予防的な措置もとってありますし、他部隊その他を見ましても、特に予備的の井戸を新設する必要がなかったと、かように考えているわけでございます。
次は二十号の汽缶の容量が過大になっているものというものでございまして、これは千歳及び名寄に、九千百余万円で汽缶の設備工事をなされているわけでございますが、部隊の必要の所要量に対しまして、汽缶の設備されているものが過大でございまして、これを部隊の所要量に適合するような汽缶を設置したならば、約一千五百万円が節減できるというふうに考えておるわけでございます。
二十一号は、排水管の勾配の計算を誤ったため、必要のない設計変更をされたものでございまして、これは旭川地区で、排水設備工事をなされている途中に、当初の設計では十分の排水はできないというととで設計変更されておるわけでありますが、現地の断面図その他につきまして見ますると、当初の設計で十分間に合う事態でございまして、設計変更をする必要はなかったと考えるわけでございまして、そのため約百万円が不経済になっておると思うのであります。
次は二十二号、弾薬庫の新設工事でございますが、これは築堤の法こう配を一割七分ということで設計され、施工されておるわけでございますが、現地の土質その他の状況から考えまして、一割程度で十分であるものでございまして、一割程度で施工されましたならば約二百五十万円が節減せられたと考えておるわけでございます。
次は二十三号でございまして、これは二十九年の三月に三宿地区の施設を請負に六億六千万円で出されておりまして、とれに対する前金払いを年度内に二億六千七百余万円を支払っておられる事態でありまして、先ほど申し上げましたように、用地につきましていろいろ補償関係その他が解決しない状況でありまして、当時としては必ずしも着工の見込みが直ちにあると考えられない事態でありますのに、年度末に急ぎ契約せられて、前金払いをされたことははなはだ遺憾である、かように考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →十八号は、留萌の射撃場新設工事でございますが、これは、二十九年一月までに、工事契約金額の一千余万円の全額を支払われておるわけでございますが、二十九年の八月に至りましても、盛土、切土が全部できておらない状況でございまして、監督及び検収が適切でなかったと、かように考えておるわけでございます。
次は十九号でございます。小郡駐屯部隊に深井戸増設工事がなされたわけでございますが、当部隊にはすでに井戸が新設してございまして、大体部隊の所要の水量はとれておるわけでございますが、既設の井戸のストレーナーが閉塞するおそれがあるということで、予備的に工事を施行されておるわけでございますが、ストレーナーの閉塞につきましては、予防的な措置もとってありますし、他部隊その他を見ましても、特に予備的の井戸を新設する必要がなかったと、かように考えているわけでございます。
次は二十号の汽缶の容量が過大になっているものというものでございまして、これは千歳及び名寄に、九千百余万円で汽缶の設備工事をなされているわけでございますが、部隊の必要の所要量に対しまして、汽缶の設備されているものが過大でございまして、これを部隊の所要量に適合するような汽缶を設置したならば、約一千五百万円が節減できるというふうに考えておるわけでございます。
二十一号は、排水管の勾配の計算を誤ったため、必要のない設計変更をされたものでございまして、これは旭川地区で、排水設備工事をなされている途中に、当初の設計では十分の排水はできないというととで設計変更されておるわけでありますが、現地の断面図その他につきまして見ますると、当初の設計で十分間に合う事態でございまして、設計変更をする必要はなかったと考えるわけでございまして、そのため約百万円が不経済になっておると思うのであります。
次は二十二号、弾薬庫の新設工事でございますが、これは築堤の法こう配を一割七分ということで設計され、施工されておるわけでございますが、現地の土質その他の状況から考えまして、一割程度で十分であるものでございまして、一割程度で施工されましたならば約二百五十万円が節減せられたと考えておるわけでございます。
次は二十三号でございまして、これは二十九年の三月に三宿地区の施設を請負に六億六千万円で出されておりまして、とれに対する前金払いを年度内に二億六千七百余万円を支払っておられる事態でありまして、先ほど申し上げましたように、用地につきましていろいろ補償関係その他が解決しない状況でありまして、当時としては必ずしも着工の見込みが直ちにあると考えられない事態でありますのに、年度末に急ぎ契約せられて、前金払いをされたことははなはだ遺憾である、かように考えておるわけでございます。
山
石
石原周夫#12
○政府委員(石原周夫君) 先ほど長官から全体の予算の姿については御説明ございましたので、私からは補足をいたしまして、ただいま会計検査院側からお話のございました批難事項につきましてのこちら側の説明の要旨を申し上げます。
ただいま上村第二局長からお話がございましたように、私のほうの該当件数は三十件でございまするが、このうち四件は防衛庁以外の建設省等におきまして実施をいたしていただいておるのでありますから、そのほうの弁明はそちらのほうからお願いをいたすことにいたしまして、私どもが御説明申し上げまするのは、その工事の中の四件を除きました二十六件についてであります。番号について申しますると、二十番から二十三番までが私どものほうの範囲外になるわけでございます。会計検査院の御指摘を受けました二十六件について、これを四つほどに区分をして会計検査院も指摘をしておられるので、その分類に従いまして御説明を申し上げたいと思います。
第一は予定価格につきまして、あるいは契約価格の算定におきまして当を得ないというようなものが五件、それは番号では二十四番から二十八番に相なるわけであります。これはしいてわけてみますと二つの理由にわかれるのでありまして、一つは輸入品につきまして外国の資料、なかんずく価格関係の資料がとれなかったために事故を生じたるものであります。もう一つはいわば人手の不足、あるいは仕事が非常に集中をいたしまして、御承知のように二十八年度は暫定予算で七月まで参ったものでございまするから、それから以後におきまして予算示達に相なりまするまで相当の期間がかかります。そういうような関係がございまして、予算の現実の消化がスタートいたしますのが遅れた。従いまして年度の後半に非常に多くのものを集中せざるを得なかった、こういうような事態が生じましたために、予定価格の算定をいたすに当りまして、事前にあるいは事後にこれをまたチェックいたすという点につきまして努力が及ばなかったものが二件あります。前者の例、すなわち外国の製品を輸入いたします関係のために資料が当時非常に不足の状態、これに当りますのは二十四番のジープの購入の件及び二十七番のタイヤ取はずし器の件でございます。この両者は会計検査院御指摘のように輸入の関係の資料が不十分でございまして、その条件のもとにおきまして価格の決定をやったものでありまするから、いろいろ検討不十分なところが生じまして、こういうような結果に相なったのははなはだ遺憾に存ずるわけでありますただ事後の措置につきましては、この私どもの弁明にも書いておきましたように、ジープのほうにつきましては代金の回収の措置を講じておりますし、タイヤ取はずし器のほうにつきましても措置済であります。
次の、予算の成立遅延というようなこともございまして、時間的に非常に固まって、少い人手で処理せざるを得なかったというために、処理に不十分な点があったということによりまするのは二十五番、二十六番、二十八番というようなものであります。これはいずれも今申し上げたような事由があったわけでございますが、結果といたしまして、まさに会計検査院の御指摘のようなことに相なったわけであります。はなはだ遺憾に存じまするが、ただちょっと説明の中で申し上げておきましたことは、二十五番につきましてパワーテイクオフという、これはエンジンを切りかえまして別に使いまする場合の装置でありますが、そのパワーティクォフのついているものも、ついていないものも、同一価格だということは事実であります。ただ私どもの見ましたるところでは、むしろパワーティクオフのついておりません直後をパワーティクオフという附属設備のついております場合にも同じ価格をもってやったわけでありまするので、その限りにおきましては、多少値段が、予定価格が低かったということには相なるわけであります。いずれにしても、合理的な措置ではございませんが、パワーティクオフのついております値段をそれのない場合に適用してあるのじゃなくて、その逆の場合であったということをちょっと申し上げておくわけであります。
それから一カ所誤植がございますのでちょっと申し上げておきますが、私どものほうの説明書の二十一ページ(二六)というところに「指名競争の場合において」と書いてございますが、これは「指名競争の場合における」ということの誤植でございますので、ちょっと申し上げておきます。ここに誓いてございまするように、結果において、まさに会計検査院御指摘のようなことになったのでありますが、私どもといたしましては、最初には随意契約の相手方と指名競争のときにこちらの見ました予定価格以内で折衝いたしたのであります。当時の生産状況は若干その前と変っておりました関係上、それで商議が不成立に終りまして、やむを得ず二回目に合理的に計算せられる範囲内におきまする予定価格の変更をいたしましたので、検査院御指摘のような結果に相なったということを二十六にちょっと書いておいた次第でございます。
それから第二のグループに相なりまするのは、との検査院の指摘をせられております事項の順番で十九番の緊要性の認められない井戸を施設したものの、あとは物品の調達のほうに参りまして二十九番から三十七番に至ります十件でございます。
この十件でございますが、これも一つ分類を試みて見ますると、一つは装備品におきまする使用実績が少く、そのためにわれわれの現実の使用の実績からいたしまして、いろいろな判断資料を求めることが困難でありましたために、装備定数使用実績というようなものにつきまして米軍のものを使用せざるを得なくなったということに伴いまする事故であります。これは二十九番、三十番、三十一番、三十三番、三十四番、三十五番というようなものが大体これに該当いたすのでございまして、カッコのところにいろいろ説明をいたしておる点はございまするが、まさに今申し上げましたような事由によりまして、実際の場合におきましてそこのところに不要不急という関係が生じて参ったわけであります。
もう一つの第二のグループに相なりまするのは、部隊安どの編成組織が年度中に変りまして、そのためにある施設を予定いたしまして、その施設にある装備、備品の類を入れようと考えておりましたのが、それの編成組織の変更によりまして行場所が違いまして、そのためにそれらの施設を取りつけます時期を失し、あるいは時期が食い違い、そのためにいわゆる不急という結果を生じた、これが三十六番、三十七番、いずれも馬力測定装置あるいは火器の修理をいたします器具。浜松から霞ヶ浦に移ることに相なり、一方も立川から霞ヶ浦に移ることになりました。その場合に二転、三転いたしまして、施設と内容たる設備との間の数がうまく合わなかった、こういうことであります。
なおそれ以外に、一般的に調達の際の注意、あるいは人手の不足等のために事故を生じましたのが二件、これは十九番の井戸の関係、それから三十二番の絡車、これは通信線を巻きます巻き取りの車であります。その二つはむしろ今申し上げた理由以外にあるわけであります。ここにいろいろ説明がついておりますが、大体今申し上げたことで尽きておるかと思います。
第三のグループに属しますものが、仕様規格の不適当であるために事故を生じましたものであります。会計検査院の御指摘の番号で申し上げますと、三十八ないし四十五の八件であります。これは装備品に要求せられておりまする性能と、その性能を実現をいたしまするために必要なる素材、あるいは出力、あるいは寸法、あるいは装置そのものというようなものの間に十分な検討がないために、不必要にいい素材を使う、あるいは寸法が大き過ぎるというような結果を生じたわけであります。これにつきましては、私どもの事務の方で見まして、いろいろ私どもがどういうふうな着眼からこういうような装置なり、寸法なりをとったかということにつきましてのいろいろ説明をいたしてございますが、御指摘の点、われわれの方としては十分考えまして、今後そういった装置の要求せられます性能と素材、寸法等につきましての一番合理的な解決を見出ださなければならないと思いますが、ここに列記いたしましたのはそのおのおのにつきまして、一応私どもとしてこういう措置をいたしました事由を書いたわけであります。
第四のグループが監督、検収の不十分の点であります。これは三件ございまして、工事の方の十八番、それと備品の調達の方の四十六番及び四十七番、この三つであります。これは一面におきましてそれらの検収が不十分であったということと、科学的な、もっと適切な結果を得られるような方法を勉強してなかったという点であります。これらの場合を通じまして会計検査院の御指摘の点につきましては、私どもとしてはいろいろな対策は考えておるのでありますが、その点は後ほどまた長官からお話があると思います。
一応今の会計検査院の御指摘の点に対しまする私どもの説明書の要領を申し上げておきます。
この発言だけを見る →ただいま上村第二局長からお話がございましたように、私のほうの該当件数は三十件でございまするが、このうち四件は防衛庁以外の建設省等におきまして実施をいたしていただいておるのでありますから、そのほうの弁明はそちらのほうからお願いをいたすことにいたしまして、私どもが御説明申し上げまするのは、その工事の中の四件を除きました二十六件についてであります。番号について申しますると、二十番から二十三番までが私どものほうの範囲外になるわけでございます。会計検査院の御指摘を受けました二十六件について、これを四つほどに区分をして会計検査院も指摘をしておられるので、その分類に従いまして御説明を申し上げたいと思います。
第一は予定価格につきまして、あるいは契約価格の算定におきまして当を得ないというようなものが五件、それは番号では二十四番から二十八番に相なるわけであります。これはしいてわけてみますと二つの理由にわかれるのでありまして、一つは輸入品につきまして外国の資料、なかんずく価格関係の資料がとれなかったために事故を生じたるものであります。もう一つはいわば人手の不足、あるいは仕事が非常に集中をいたしまして、御承知のように二十八年度は暫定予算で七月まで参ったものでございまするから、それから以後におきまして予算示達に相なりまするまで相当の期間がかかります。そういうような関係がございまして、予算の現実の消化がスタートいたしますのが遅れた。従いまして年度の後半に非常に多くのものを集中せざるを得なかった、こういうような事態が生じましたために、予定価格の算定をいたすに当りまして、事前にあるいは事後にこれをまたチェックいたすという点につきまして努力が及ばなかったものが二件あります。前者の例、すなわち外国の製品を輸入いたします関係のために資料が当時非常に不足の状態、これに当りますのは二十四番のジープの購入の件及び二十七番のタイヤ取はずし器の件でございます。この両者は会計検査院御指摘のように輸入の関係の資料が不十分でございまして、その条件のもとにおきまして価格の決定をやったものでありまするから、いろいろ検討不十分なところが生じまして、こういうような結果に相なったのははなはだ遺憾に存ずるわけでありますただ事後の措置につきましては、この私どもの弁明にも書いておきましたように、ジープのほうにつきましては代金の回収の措置を講じておりますし、タイヤ取はずし器のほうにつきましても措置済であります。
次の、予算の成立遅延というようなこともございまして、時間的に非常に固まって、少い人手で処理せざるを得なかったというために、処理に不十分な点があったということによりまするのは二十五番、二十六番、二十八番というようなものであります。これはいずれも今申し上げたような事由があったわけでございますが、結果といたしまして、まさに会計検査院の御指摘のようなことに相なったわけであります。はなはだ遺憾に存じまするが、ただちょっと説明の中で申し上げておきましたことは、二十五番につきましてパワーテイクオフという、これはエンジンを切りかえまして別に使いまする場合の装置でありますが、そのパワーティクォフのついているものも、ついていないものも、同一価格だということは事実であります。ただ私どもの見ましたるところでは、むしろパワーティクオフのついておりません直後をパワーティクオフという附属設備のついております場合にも同じ価格をもってやったわけでありまするので、その限りにおきましては、多少値段が、予定価格が低かったということには相なるわけであります。いずれにしても、合理的な措置ではございませんが、パワーティクオフのついております値段をそれのない場合に適用してあるのじゃなくて、その逆の場合であったということをちょっと申し上げておくわけであります。
それから一カ所誤植がございますのでちょっと申し上げておきますが、私どものほうの説明書の二十一ページ(二六)というところに「指名競争の場合において」と書いてございますが、これは「指名競争の場合における」ということの誤植でございますので、ちょっと申し上げておきます。ここに誓いてございまするように、結果において、まさに会計検査院御指摘のようなことになったのでありますが、私どもといたしましては、最初には随意契約の相手方と指名競争のときにこちらの見ました予定価格以内で折衝いたしたのであります。当時の生産状況は若干その前と変っておりました関係上、それで商議が不成立に終りまして、やむを得ず二回目に合理的に計算せられる範囲内におきまする予定価格の変更をいたしましたので、検査院御指摘のような結果に相なったということを二十六にちょっと書いておいた次第でございます。
それから第二のグループに相なりまするのは、との検査院の指摘をせられております事項の順番で十九番の緊要性の認められない井戸を施設したものの、あとは物品の調達のほうに参りまして二十九番から三十七番に至ります十件でございます。
この十件でございますが、これも一つ分類を試みて見ますると、一つは装備品におきまする使用実績が少く、そのためにわれわれの現実の使用の実績からいたしまして、いろいろな判断資料を求めることが困難でありましたために、装備定数使用実績というようなものにつきまして米軍のものを使用せざるを得なくなったということに伴いまする事故であります。これは二十九番、三十番、三十一番、三十三番、三十四番、三十五番というようなものが大体これに該当いたすのでございまして、カッコのところにいろいろ説明をいたしておる点はございまするが、まさに今申し上げましたような事由によりまして、実際の場合におきましてそこのところに不要不急という関係が生じて参ったわけであります。
もう一つの第二のグループに相なりまするのは、部隊安どの編成組織が年度中に変りまして、そのためにある施設を予定いたしまして、その施設にある装備、備品の類を入れようと考えておりましたのが、それの編成組織の変更によりまして行場所が違いまして、そのためにそれらの施設を取りつけます時期を失し、あるいは時期が食い違い、そのためにいわゆる不急という結果を生じた、これが三十六番、三十七番、いずれも馬力測定装置あるいは火器の修理をいたします器具。浜松から霞ヶ浦に移ることに相なり、一方も立川から霞ヶ浦に移ることになりました。その場合に二転、三転いたしまして、施設と内容たる設備との間の数がうまく合わなかった、こういうことであります。
なおそれ以外に、一般的に調達の際の注意、あるいは人手の不足等のために事故を生じましたのが二件、これは十九番の井戸の関係、それから三十二番の絡車、これは通信線を巻きます巻き取りの車であります。その二つはむしろ今申し上げた理由以外にあるわけであります。ここにいろいろ説明がついておりますが、大体今申し上げたことで尽きておるかと思います。
第三のグループに属しますものが、仕様規格の不適当であるために事故を生じましたものであります。会計検査院の御指摘の番号で申し上げますと、三十八ないし四十五の八件であります。これは装備品に要求せられておりまする性能と、その性能を実現をいたしまするために必要なる素材、あるいは出力、あるいは寸法、あるいは装置そのものというようなものの間に十分な検討がないために、不必要にいい素材を使う、あるいは寸法が大き過ぎるというような結果を生じたわけであります。これにつきましては、私どもの事務の方で見まして、いろいろ私どもがどういうふうな着眼からこういうような装置なり、寸法なりをとったかということにつきましてのいろいろ説明をいたしてございますが、御指摘の点、われわれの方としては十分考えまして、今後そういった装置の要求せられます性能と素材、寸法等につきましての一番合理的な解決を見出ださなければならないと思いますが、ここに列記いたしましたのはそのおのおのにつきまして、一応私どもとしてこういう措置をいたしました事由を書いたわけであります。
第四のグループが監督、検収の不十分の点であります。これは三件ございまして、工事の方の十八番、それと備品の調達の方の四十六番及び四十七番、この三つであります。これは一面におきましてそれらの検収が不十分であったということと、科学的な、もっと適切な結果を得られるような方法を勉強してなかったという点であります。これらの場合を通じまして会計検査院の御指摘の点につきましては、私どもとしてはいろいろな対策は考えておるのでありますが、その点は後ほどまた長官からお話があると思います。
一応今の会計検査院の御指摘の点に対しまする私どもの説明書の要領を申し上げておきます。
杉
杉原荒太#13
○国務大臣(杉原荒太君) 今の会計検査院御指摘の点の、「当を得ないもの」があるという点、実は私非常にこれは重大なこととして感じておるわけでございます。確かに「当を得ないもの」があったのは事実でございまして、これらの事例を反省の資料ともいたしまして、その後防衛庁においても努力しておるわけでありますが、私どもといたしましても、自分の職責、責任の上からいたしましても、こういう点に特に今後は私ども庁員と一緒になって、なるたけ最善の努力をしたいと考えておる次第であります。今日まで、その後、会計検査院から実は指摘されるまでもなく、こういうことはないようにせなければならぬことは当然のことでありますので、解決策としてとっておりますことを皆さんに御報告申し上げるのは私の責務だと思いまして申し上げたいと思います。
まず批難事項の原因は主として次の諸点にあるように思われるのでございます。第一は編成装備表の検討が足りない。そうしてそれが、何と申しますか、機械的に調達の基準として実際に適合していないという点にあるようであります。その点に対しましては防衛庁におきましては、昨年の秋以来この編成装備表の根本的の再検討ということに着手いたしまして、これがため特に特別の委員会を設けまして、そうしてそれをさらに六つの分科会に分って検討を開始いたしました。その技術的検討はずっと今進めておりまして、またこれと並行いたしまして実施可能のものは逐次これを改訂を行なって、実施済みのものといたしましては、たとえば無線機の機種統合ほか五件、種類にいたしまして五十種類くらい、すでに実施済みのものもございます。
それから批難事項の原因の第二といたしまして、原価計算及び仕様規格の決定に当って事前事後の検討が不十分である。この点に対しましては担当員の量的、質的の充実の問題に関係するわけでございますが、そのためには第一、昨年の防衛庁の設置法ができます際、国会の御承認を経まして調達実施本部というものを設けまして、各幕僚監部を通ずる統一的の調達をはかりまして独立した機構として、その整備、人員の充実をはかってきておるわけであります。今調達実施本部では現在約五百人近くございまして、その前には陸幕に調達実施部というものがございまして、実員は約これの半分でございました。こういう点で人員を充実していただきまして、これによって能率の向上、適正な事務の運営という点に努力いたしておる次第でございます。
それからこの関係担当人員の教育につきましては、二十八年度から業務学校に経理及び補給について特別のコースを設けまして、二十八年度におきましては、延べ千人の関係職員を、三週間ないし十二週間の再教育を実施いたしまして、その後も毎年七百人程度の再教育を実施している次第でございます。
それからこの予算の適正な執行の上からいたしまして、殊に調達関係につきましては、この関係官庁、たとえば通産省等との緊密な連絡ということは非常に大事なわけでございます。そういう点を特に緊密にいたします。またできるだけ海外の具体的情報等につきましても、防衛庁でもいろいろな関係で海外に出張する職員もございますが、そういうあらゆる機会をとらえまして、特に最新のデータを入手するよう努力いたしている次第でございます。
それから批難される事項の原因の中で、物品の検収、工事の監督が不十分且つ価格適正を欠くという点につきましてでございますが、検収関係の人員の充実をはかりますとともに、この検査基準の改正、価格適正検査を必要とする事項につきましては、調達実施本部における検定、検査設備の充実、その他大学その他の専門的技術機関活用等につきましても、極力努力いたしておる次第でございます。
なお、そういった機構とか運営のほか、またこれは非常に担当人員の、努力はいたしましても、まだそこにやはり努力が足りぬというようなことがあるわけでございますが、しかしそれでもそこにおのずから責任があるわけでございます。指摘事項のうちにおきまして、私らの方でも、それを率直に事実として、私の方の認定におきましても認めざるを得ないものにつきましては、それぞれ相当の処分をとっている次第でございます。しかしこういう点は何と申しましても、全般の時期と申しますか、そういう点につきましては、私らは非常に、私自身も責任がございますので、そういう点今後とも最善の努力を尽していきたいと考えております。
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それから批難事項の原因の第二といたしまして、原価計算及び仕様規格の決定に当って事前事後の検討が不十分である。この点に対しましては担当員の量的、質的の充実の問題に関係するわけでございますが、そのためには第一、昨年の防衛庁の設置法ができます際、国会の御承認を経まして調達実施本部というものを設けまして、各幕僚監部を通ずる統一的の調達をはかりまして独立した機構として、その整備、人員の充実をはかってきておるわけであります。今調達実施本部では現在約五百人近くございまして、その前には陸幕に調達実施部というものがございまして、実員は約これの半分でございました。こういう点で人員を充実していただきまして、これによって能率の向上、適正な事務の運営という点に努力いたしておる次第でございます。
それからこの関係担当人員の教育につきましては、二十八年度から業務学校に経理及び補給について特別のコースを設けまして、二十八年度におきましては、延べ千人の関係職員を、三週間ないし十二週間の再教育を実施いたしまして、その後も毎年七百人程度の再教育を実施している次第でございます。
それからこの予算の適正な執行の上からいたしまして、殊に調達関係につきましては、この関係官庁、たとえば通産省等との緊密な連絡ということは非常に大事なわけでございます。そういう点を特に緊密にいたします。またできるだけ海外の具体的情報等につきましても、防衛庁でもいろいろな関係で海外に出張する職員もございますが、そういうあらゆる機会をとらえまして、特に最新のデータを入手するよう努力いたしている次第でございます。
それから批難される事項の原因の中で、物品の検収、工事の監督が不十分且つ価格適正を欠くという点につきましてでございますが、検収関係の人員の充実をはかりますとともに、この検査基準の改正、価格適正検査を必要とする事項につきましては、調達実施本部における検定、検査設備の充実、その他大学その他の専門的技術機関活用等につきましても、極力努力いたしておる次第でございます。
なお、そういった機構とか運営のほか、またこれは非常に担当人員の、努力はいたしましても、まだそこにやはり努力が足りぬというようなことがあるわけでございますが、しかしそれでもそこにおのずから責任があるわけでございます。指摘事項のうちにおきまして、私らの方でも、それを率直に事実として、私の方の認定におきましても認めざるを得ないものにつきましては、それぞれ相当の処分をとっている次第でございます。しかしこういう点は何と申しましても、全般の時期と申しますか、そういう点につきましては、私らは非常に、私自身も責任がございますので、そういう点今後とも最善の努力を尽していきたいと考えております。
野
杉
野
野本品吉#16
○野本品吉君 繰り越しが年々相当多いが、これは事情がありますことは、ある程度了解はできるのでありますが、何と申しますか、繰越明許が比較的安易に行われているという面がある。そのために、予算の執行に対する注意という点に欠ける傾向があるのじゃないかというような気がいたしますが、どうでしょう。
この発言だけを見る →杉
杉原荒太#17
○国務大臣(杉原荒太君) 実は御指摘のような点十分慎重に考えてやっていかなければなりませんので、実は本年度の予算編成に当りましては、前年度の消化の実績等を十分に考慮いたしまして、その点を特に考えまして実は予算編成に当っている次第でございます。
この発言だけを見る →野
野本品吉#18
○野本品吉君 もう一つ、工事に着手前に大部分前渡しをするとかというようなことは何件かあげられておりますが、これは請負契約をする会社の能力との関係が何かありますでしょうか。つまり会社に力がないために、前に払わなくちゃならんという、そういう点はどうでしょう。
この発言だけを見る →木
木村恵一#19
○政府委員(木村恵一君) お答えいたします。工事を施行いたしますにつきまして、前払金を出す件であると思います。御承知のように、金融その他の関係上、前払いをして工事を促進するほうが有利であることによりまして、国の機関は大部分前払いをすることになっております。
この発言だけを見る →野
野本品吉#20
○野本品吉君 前払いをしたところと、しないところがあるわけですね。どういう場合に前払いをしていくか、どういう場合にそうしないかということの御説明を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →木
野
野本品吉#22
○野本品吉君 いろいろな工事を建設省、それから北海道開発庁でやっているのですが、建設省、北海道開発庁が防衛庁に頼まれてやるのだというようなところに監督とか設計とかの欠陥が生まれやすいというような事情はないですか。その点御所見を伺いたい。
この発言だけを見る →増
増原恵吉#23
○説明員(増原恵吉君) 防衛庁のほうで行いまする建設営繕の工事を、全部防衛庁にそういう組織、技術者をもってやるかどうかは、発足の際に大いに論議をしたのであります。しかしこれはやはり今ありまする建設省で、大部分のものをやってもらったほうがよろしい。防衛庁、保安庁は、その事態に必要やむを得ないという、なるべく少数のむのに、そういう技師を限ろうということに発足の途上になりまして、自来引続き建設省のお世話になっておりますが、建設省の方でも、とれば自分のこととして御努力を願っておりまして、建設省に頼みまするがゆえに、どうとうというように私どもの方ではみておらない次第でございます。
この発言だけを見る →野
野本品吉#24
○野本品吉君 防衛庁の予算の経理が非常にむずかしいという事情につきましては、私どももお察しできる点があります。それは大臣にお聞きしたいのですが、防衛計画そのものが安定しておらんといいますか、動揺しておるといいますか、そういうところにこの予算の編成、執行その他に非常に大きな困難を伴ってくるんじゃないかと思っておりますが、いかでしょうか。
この発言だけを見る →杉
杉原荒太#25
○国務大臣(杉原荒太君) 御指摘の点は多分にそういう点がございまして、御承知の通り今いろいろな装備等をアメリカから供与を受けておるものが非常に多いのでございますが、それらの供与を受ける数量とか時期にいろいろな不安定的な要素がございまして、そういう点からいたしますと、実際上予算の執行の上でも大へん不便を起していることは事実であります。
この発言だけを見る →野
野本品吉#26
○野本品吉君 これは委員長を通してお願いしたいと思いますが、二十八年度の防衛庁の施設、その他の契約、それから主な装備の発注、それを月別と申しますか、どういう契約をいつした、どういうものをいつ発注した、それの経過を見たいと思うので資料を御要求願いたいと思います。
この発言だけを見る →山
大
大倉精一#28
○大倉精一君 ちょっと今のに関連して実は私も資料を一つお願いしたいと思っておったのですが、その分から先にお願いしょうと思うのだが、昭和二十七年から一件五十万円以上の発注をしたところの品名、発注先、数量、価額、そうしてその時期、そういうものについての資料を一つお願いしたいと思っておったのですが、今のに関連して私はそういう資料を一つお願いしたいと思います。
この発言だけを見る →山