杉原荒太の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(杉原荒太君) ただいま仰せの点まことにごもっともでございまして、私もその通りに考えております。とにかく今まで遺憾の点がありました点に対しては私は申しわけない次第でございますが、それをその責任を実際的に果す上からいたしまして、どうしても改善という実をあげるということことが望ましい、大事だと私どもは考えております。
それにつきましては、今予算の執行の点につきましても今までいろいろその改善策を講じておりますけれども、なおこの上とも私は、この点は特に一つ私自身注意をいたしまして、御要望のように一つやっていきたい、こう考えております。
それからまたさらに今おっしゃいましたことは、予算の編成にも非常に関係することであると思いますので、たとえば繰越金が非常に多い、これは申すまでもなく、繰越明許ということは、これは例外の制度に違いないし、これはできるだけ厳格にしなければならないと思います。それも当然でございます。そういう点実はこの三十年度の予算編成に当りましても、私は特に留意いたしておる次第でございます。
繰り越しの生じますおもなるものは、大体分けて申しますると器材費の関係、施設整備費の面、それから船舶の問題、こういうふうになるわけでございまするが、本年度の、三十年度の予算編成に当りましても、今までの消化の実績等を十分考慮いたしまして、実はそれぞれ器材費の関係におきましては、たとえば器材費の中で特に繰り越しの生じやすい車両とかそれから飛行機、こういうものに関する分につきましては特に従来の、ことに前年度の消化の実績を見まして、それとあまりかけ隔たらない、大差ないように実は計算して予算を計上いたしております。それから施設整備費につきましても、これは実は昨年度の歳出予算よりもずっと減じまして、四十六億くらい減じております。そしてさらにその中でも前年度の国庫債務負担行為系統の分も相当ございまして、繰り越しの施設整備関係で生じます原因は土地の取得の関係が非常にむずかしいという点がございますが、そういう点につきましては実は昨年度の債務負担行為系統の分も相当含まっておりまして、新しくそういうものが出たので省ける点がございます。それから船舶建造の関係、これは非常に生ずる原因があるのでございます。これらにつきましても、今年の歳出の予算は、三十年度の新迅の計画の予算の中でも特に歳出予算とそれから国庫債務負担行為等の割合等は、実ば今までの従来の消化の実績を見まして、本年度は前年度に比しまして特に歳出予算計上額をずっと割合を減らしておるような次第でございまして、今後も一つ努力して参りたいと思っております。