山田節男の発言 (決算委員会)
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○委員長(山田節男君) ただいまから第二十一回決算委員会を開会いたします。
昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算、同じく昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。本日は公報にも記載してありますように、公共事業に対する国庫補助金、国庫負担金の経理に関し、参考人から意見を聴取することになっております。まず、参考人としてお呼びした皆さんに対して、委員長から本委員会にかわりましてごあいさつ申し上げたいと存じます。
時節柄非常に御多端な折柄にかかわらず、しかも遠路大へん御迷惑とは存じましたけれども、本委員会の招待に快く応じて今日御出席下さったことに対しまして、深く感謝いたす次第であります。すでに御案内申し上げた中に記載してあったので御承知願っておることと存じますが、本委員会は目下昭和二十八年度の一般会計歳入歳出決算を会計検査院の報告書に基いて審議いたしております。その過程におきまして、本委員会でいろいろな問題について論議されたのでありますが、ことにこの補助金、国庫負担金を含んでのその他たくさんな補助金が国庫から出ておるわけです。これに関する批難事項が相当会計検査院から指摘されておりましたので、われわれは慎重審議の結果、何とかこの補助金の交付ということにつきまして、求められる市町村に対してもできるだけ公平かつ有効に、もとより国民の血税を充てる問題でありますだけに、本決算委員会としましては慎重審議する必要もございますので、本日参考人の方々をお呼びいたした次第であります。もとより本決算委員会は検察当局ではないのであります。国民の代表として国民に決算の結果について政治的責任を追究し、また不当不正の事項を是正するというのが本委員会に課せられた任務であります。かような建前からお呼びした参考人の諸君から、忌憚のない率直な御意見を承わって、今後の補助金の行政に対する厳正かつ公平な運用を政府に注意せんがために今回のような企てをいたすようなことになったわけであります。参考人の方々におかれましても、そういう点を十分御了承下さいまして、各委員にその実態について、真実について一つ公述下さいまして、本委員会のこの企てに対し、御助力たまわらんことをひとえにお願い申し上げる次第であります。
本日参考人として出席される方々は、農林省関係では批難事項千三百九十七号関係の徳島県鳴門市長近藤尚之君、同じく徳島県農務部長玉置康雄君、批難事項第千五百六十九号、大分県玖珠郡玖珠町町長吉岡好太夫君、大分県農地部長波多野俊君、午前の部がこの二件に関してであります。農林省からは安田官房長、武田会計課長、渡部農地局長、櫻井建設部長、大塚災害復旧課長、会計検査院からは小峰検査第、三局長が出席しております。
先ず徳島県の部から始めまするが、その前に池田専門員からこの批難事項に対する概略を説明いたさせます。
それから大分県の吉岡町長と波多町部長は本事案の徳島県の部が終了するまで別室でお待ち願いたいと思います。御退席願います。
それでは池田専門員。