玉置康雄の発言 (決算委員会)

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○参考人(玉置康雄君) 先ほど申し上げました通りに、まず三月三十一日にこれを雑部金に入れましたのは、先ほど申し上げました通り、県の方でときどきこういう便法を講ずるのでありまして、本来は繰り越しをするか、あるいは農林省にあっさりお返しするのが本当でありますけれども、あと数日で工事が終る、もしやりましたならば終るというような場合には、一応これは違法かもしれませんが、工事は終ったことにして金を支出いたしまして、県の出納長のところで保管して、そうして実際に工事ができましたら、それをまた渡すという便法を講じておるわけでございます。そうしておったのでありますが、その金が現在なお国庫に返ってないのはなぜかという御質問でありますが、それは先ほど申し上げましたように、昨年、二十九年八月の会計検査によりまして返すように言われたわけでございますが、実際に岡山の農地事務局から返納の指令が参りましたのは今年の五月であります。まだごく最近であります。そこでその間にもう一つ事情がありますのは、今御質問がありましたから、少しその次の事情をつけ加えておきたいと思うのであります。二十九年の八月に会計検査院から見えまして、こういうことになったのでありますが、その後実は二十九年の十月に岡山の農地事務局にこの事情を打ち合せたのであります。これが検査院の問題になったということを打ち合せましたところ、岡山の農地事務局の方では、さようなことならば三十九万九千円ももらうのはおかしいのじゃなかろうか、全額返すべきじゃないかというお話しがあったのであります。それはなぜかと申しますと、何分本工事は水路の方が本工事でありまして、橋とか樋門というものはこれは付帯工事であります。そこで付帯工事だけやって本工事をやってないというのではおかしいじゃないか、全額返した方がいいのではなかろうかというようなお話しもあったのであります。そこで岡山の農地事務局から四月二十日付の返納の指令が、実際に到着しましたのは五月でありますが、その指令が参りました際にも、これは岡山の方の最初のお話しと少し違いますので、百十万円に当る補助金七十二万五千円全額の返納の指令がそのうち来るのではなかろうか、こう思ったわけであります。そこで現在までそれがそのままになっておった次第でございます。しかし、その後また本省の方とも打ち合せましたところ、それは全額ではなくて、会計検査院の方のお認めになった七十万一千円に当る補助金四十五万五千六百五十円、やはりこれだけでいいのだというお話しでありますので、これにつきまして至急返すように考えておる次第であります。

発言情報

speech_id: 102214103X02119550627_011

発言者: 玉置康雄

speaker_id: 23870

日付: 1955-06-27

院: 参議院

会議名: 決算委員会