石橋湛山の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(石橋湛山君) 株式会社科学研究所は御承知のように以前は財団法人が何かでありました。ところが戦争後司令部の命令でこれがほとんど解体に瀕するようになりまして、そこでやむを得ずとにかく株式会社という形で存続したのでありますが、しかしあの研究機関というものは設備から申しましても、おそらく日本におけるどこの大学の研究室にも劣らないほどの設備を持っております。それからそこに集まつている学者もなかなか尊い連中が多いのであります。そこで何とかあれをもう一ぺん活を入れて非常に国家的な科学研究ができる機関にいたしたいということは、これは多くの人が念願をしておりますし、私自身もこれは必要だと考えておりますので、そこで本年は特に一億円の研究費を分けまして、ただしこれはこまかいことはなお申し上げなければならぬ点も多少ありましようと思いますが、私としては、あまり拘束をせずに、いわゆる自由にそこでやらせる方がいいとこう思つ
 て、大学の研究室の方には、これは十分じやありませんが、それぞれ文部省の方から研究費はある程度出ております。今の科研――昔の理化学研究所の方はそういう文部省の方から回るというわけにもいきませんから、そこで通産省としてこれに補助金を出すということにいたした次第であります。

発言情報

speech_id: 102214103X02419550704_010

発言者: 石橋湛山

speaker_id: 34796

日付: 1955-07-04

院: 参議院

会議名: 決算委員会