山田節男の発言 (決算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○委員長(山田節男君) それは先ほどもちょっと理事会で申し上げたんですが、決算の報告書の審査の結果、いわゆるこれは承認議決するわけですな。ということは、会計検査院法によれば、会計検査院がこれを一応検査して、そうしてこの決算を確認――確認という言葉がある、確認して内閣に出すわけです。内閣はこの決算報告書を国会に出すわけです。内閣はこの決算報告書を国会に出す、それが当委員会に付託になるわけです。当委員会ではこれをどういう取扱をすべきかということは、これは、会計検査院で行い得ない、いわゆる政治的立場からこれを批判して、その所管の者に対しては政治的な責任を追及するということになっております。同時に、是正せしめる。これが当会のいわゆるわれわれが今やっておることなんです。なるほどこの会計検査院の報告書というものは、会計検査院が、一般会計特別会計、あるいは政府関係機関特別会計ですか、一応調べて、それで確認する、これまで確認はされておるわけです。しかし、それでは十分でない、やはり国会に提出しなければならぬというものは国会に提出して、国会の批判を仰ぐ。国会としては、大臣に対し、あるいは所管の者に対して政治的批判を加えて、是正しろというということをやっておるわけです。それをやりまして、この決算報告書というものを当委員会で承認するかしないか、これは先ほど私説明を省きましたが、ただいまの理事会でも、たとえばここでやった全部のものを承認すべきかどうかということについて、たとえば、その中の二、三のもので、いろいろな調査審議が完了しないものは、これはこの国会においては報告書に間に合わないかもしれない。そういうものは、これはたとえば次の臨時国会あるいは通常国会になってもやむを得ないじゃないか、一応これが完了して、是正もなし得る、それから政治的な責任追及も一応われわれがしたあとで承認するということを会議へ報告してもらうようにしたらどうか、これを一律に全部やるということはどうか……、今あなたのおっしゃったように、継続調査、その他全体的に見ても重要な部分で審査が完了していないものは、それだけは残してもやむを得ないじゃないか、こういう意見がありました。この点は各理事も大体御異議がないわけです。ですから、われわれとしては、先ほど申し上げたように、やはりこの決算報告書というものは、会計検査院が内閣に出しただけで、これがすべて終るわけではない。さらに、この法律に定めてあるように、国会に出しまして、われわれがこれを承認しなければ、所管大臣あるいは公社の最高責任者は責任が解除されない、こういう建前です。今までもそういうふうになっておりますが、少くとも、今日われわれとしては、それだけの明確な線を通していくべきじゃないか、かような御意見がありました。私もこれはきわめてもっともだと申し上げたので、実はそういう取扱いの建前で先ほど申し上げたわけです。

発言情報

speech_id: 102214103X02719550711_005

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1955-07-11

院: 参議院

会議名: 決算委員会