山内隆一の発言 (文教委員会)
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○政府委員(山内隆一君) 言葉は明瞭でありますので、私どもの立場として、何日に解除するということを申し上げることができないのは非常に遺憾に思いますが、しかしその考慮するという意味は、以下の理由から、私どもは皆さん方の御期待されるように進んでおる。またそういうふうに実現するんじゃないかと、かように信じております。それは一つには、当委員会でたびたび申し上げたように、解除にならないでも、今学校の不便を少しでも直すために、次善策としてある部分を解除してもらうために代替施設を作る、これも相当な金のかかるものでありますが、大蔵省とも話し合って、それを国内的にきめ、軍と折衝の上、その部分を解除してもらおう、そうして代替施設を作るということに話がきまって、その建設基本計画を軍から出して、それによって建設省が作るということで取り進めておったわけでありますが、その基本計画は軍の方の都合といいますか、とにかく、いかに催促しても出してくれない。そうするとますますこちらとしては早く次善策の改善をやりたいと思っておったのができませんので、そこでまあ再三催促したところが、軍としては取りやめるというような意向も明らかになり、日本の予算関係としてもいつまでも不確定の状態に置くわけにいきませんので、その代替施設建設は今ではもう取りやめてしまったのであります。これが解除に非常に大きな関係を持っておるということが予想されるわけであります。
それからもう一つは軍の配備計画ということは、私ども、うすうす去年あたりには想像はいたしておりましたけれども、軍からそういう言葉は聞いたことがなかったのですが、先月の十九日、第十四回の合同委員会の席上で軍の方から先ほど申しましたような意味の発言がありまして、それで私どもとしてはこの問題は……、それともう一つは、前からのいろいろのいきさつ等も総合して考えてみますというと、解除について考慮するという言葉は私どもの期待するような方向に進んでおる、しかもその時期も六月末前後、前後と申し上げますのは手続が非常に複雑でありまして、解除すると、はっきり言いましても、手続の関係で若干の日が動くことがありますので、まあそういう意味で前後と申し上げるわけでありますが、その時分に私どもが期待するようなことが実現しやせぬかと、かような意味でありますが、ただ解除という言葉を使っておりませんので、今申し上げるようなことに申し上げたわけでありまして、その点御賢察を願いたいと思います。