山内隆一の発言 (文教委員会)

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○政府委員(山内隆一君) 二つの事項のうちの前の方の言葉の問題でありますが、当委員会でありますので、私はそういう言葉を使っただけでありまして、軍との間の交渉においてはそういう言葉を使ったことはありません。いつでも書面の上でも、口頭でも、やはり要求するという言葉で、全く対等な立場で文書のやりとり、応答をやっておりますことは、これはもうすでに講和条約が発効して、独立の対等国であるという精神のもとに、強い信念のもとに強く接しております。従って軍のまた要望がありましても、それに対してどうしてもこれは提供できない、不適当だ、あるいはさほど重要性でないものに非常な地元の反対があるときには、強くほとんど最初のときから突っぱねるようにいたしております。そういう突っぱねる努力というのは、表面に現われませんからわかりませんけれども、非常な件数に達しております。なおまた要求のものでありましても、それに対してできるだけ地元の希望を尊重して、軍の希望の内容を改訂するというような形で、この点は御心配のないように力強くやっております。
 それからあとの方のお言葉でありますが、軍に出した書面というのは、大阪市立大学についてのことでございますけれども、大阪市立大学につきましては、もう前に出してありますので、あとは多くは口頭で折衝いたしておりますので、ごく最近にこの解除の要請について出したというものは、これはまあ既往問題ですけれども、これはごく最近のそういう書類はないはずでございます。ほとんど口頭でその施設委員会の開かれた際に要請するとか、あるいは今度はいろいろこの個々の折衝もたくさんありますものですから、個々の折衝でときどきぶつかって督促するというようなことにいたしております。

発言情報

speech_id: 102215077X00819550531_027

発言者: 山内隆一

speaker_id: 6320

日付: 1955-05-31

院: 参議院

会議名: 文教委員会