柴田達夫の発言 (地方行政委員会)
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○柴田(達)政府委員 先ほど来お答え申し上げておりますことは、事務的に大蔵省と話し合ってやっておりますということのみならず、それよりも前に政府が閣議におきまして一律に削減をするのではなくて、不用となる額、公共事業等の経費の節約はもちろん、不用となる額を充てるのだ、こういうふうに御決定になりました線に沿いまして、それより先の里程を大蔵省と打ち合わせるということになりましたから、その精神によりまして打ち合せますれば、その閣議決定を変更するような打ち合せを大蔵省といえどもやることはできませんし、私どもといたしましてもまた別の主張をすることはできませんので、結局不用となる額をいつどういうふうにつかんでいくか。しかし大蔵省としては出たとこ勝負ということでは無責任でありますから、一応の計算はいたしておると思います。それはあくまで自分で計算をしておるところでありましょうけれども、実際に出たところが大蔵省の目の子算用について相当変化が起ってくるかもしれないということは、大蔵省は考えなければならぬと思います。しかしその変化というものは非常に減るかもしれないという心配を私どもが持っておるかと申せば、そうは思っておりません。相当出るだろうと思っております。しかしどの事業でどうということをこまかくきめておるとすれば、その通り出るということであれば、これは一律削減になってしまいますから、私どもとしては実際の進捗の度合いなりあるいはまだ計画のないような事業をおやりになっておるところもあるでしょう、やっておるけれども終らないというところもあるでしょう、そういうところのほんとうに要らなくなったものを充てる。それは明年度おそらく補正予算の編成の時期がございましょうけれども、例年二月にはつかめるわけでありますが、私どもの省の関係から申しますと、進捗の状況は六、七〇%十一月末で進んでおるという状況でありますから、これは百%完遂するという見込みは立っておらないのでありますが、これは例年のことでもございますが、特に本年は先ほど申しましたように少しスタートがおくれたし、地方財政も非常に苦しかったということでございまして、こういう措置が今後繰り返されるのかということにつきましては、ちょっと建設省としてはわかりませんが、やはりこれは異例の措置だと思うのであります。実質上はお話のごとく一つの繰り越しと同じ形をとるのだと思いますけれども、それを一々切ってはつけ直す、事業はやっているという形になるのだと思います。ただまた予算と資金の二つがさらに分れるという形になるので、そういう措置をとるということは、これはやはり地方財政のための特別の措置であって、今後繰り返すことを希望するかといえば、決して希望するところではございません。