高碕達之助の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○高碕国務大臣 ただいまのお説は私は非常にいい参考になると存じておりますが、お説のごとく前提条件というものをまずきめなければならぬのでありますが、それには一番大きな問題は私は国際情勢の変化だと思います。これが大きなひっかかりになるわけでありまして、特に日本のごとく対外依存の経済が多いところはそうでございますが、現在われわれは国際情勢は大きな変化はないものだ、こういう前提でやっておりますが、これはまた、大きな狂いが来るだろうという心配もいたしております。また天災地変というものは、大体過去の経験によってこれくらいのものは起るだろうということも、これはある程度予測できる、こう思っておりますが、これはまた大きな変動が来るかも存じません。といって大体わかっているもの、間違いのないものは、人口がこれだけ増加すれば、これだけの人間はこれだけの働きをせなければならぬということは、これは動かすべからざる事実でありますから、この事実を基礎として、ここに一つの目標を立てて、その目標に向って進むようにやっていくというのはやはり総合的に考えていかなければならぬと存じております。もっとも国内の努力によって、政府の力によってできる計画は、当然これは長期の計画を立てることは必要だと思いますが、これはやはり総合的に考えてやっていくことは、国家全体の経済を運営する上において、かりにそれが変化があれば、いつでも変化に応じられるというだけのゆとりを残しつつも、やはり一つの想定をつけるということは私は必要だと存じておるのであります。

発言情報

speech_id: 102305261X00319551208_020

発言者: 高碕達之助

speaker_id: 34204

日付: 1955-12-08

院: 衆議院

会議名: 予算委員会