鈴木直人の発言 (地方行政委員会)

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○衆議院議員(鈴木直人君) ただいま御質問の点は、非常にごもっともな点であります。従いまして、この点については相当検討いたしまして、地方自治法の十一条の第一項各号の規定というところにこれを入れようかというふうにも考えたのでありましたが、いろいろ検討の結果、全面的にこれを削除することに結論が到達いたしたのであります。その結果といたしまして、議会と長とが衝突いたしました場合においては、長が議会の意思にもかかわらず不信任の議決とみなしてそうして自治法の議会に対する解散権、あるいは辞職するか解散するかというところまで持っていく規定をとれば、両方が衝突した場合にはどうにもならぬという結論になるのでありますが、ただ現実の場合において、この財政再建をするというような大きな仕事は、長と議会とが一致して初めて可能なるものであって、長が議会を不信任とみなすようなことまでしても再建をいたそうとしたところで、これは実行できるものではない、こういうことから議会側の良識をわれわれは信頼いたしましてこの規定を削除した次第なのであります。ただ法制的には、との条文を削除したためにお互いが衝突してどうにならないという場合においては、事実上財政再建はできないということになるわけであります。

発言情報

speech_id: 102314720X00519551210_017

発言者: 鈴木直人

speaker_id: 16283

日付: 1955-12-10

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会