千田正の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○千田正君 外交問題についてお尋ねしたいと思いましたけれども、外務大臣がまだお見えにならぬようですから、青木委員のお尋ねのあと私も外務大臣に質疑をしたいと思いますから、その点を保留しておきます。
 最初、鳩山総理大臣にお伺いいたします。日韓問題は、ほかの委員もお尋ねしておると思いますし、総理大臣としましても非常なこの問題に対しては決意を固めてもらわなくちゃならない段階に入ってきておると思います。それで特に私が伺いたいのは、一体日本の自衛権をどういうふうに考えておられるのか。国際公法から申しますれば、公海におけるところの自由操業は当然独立国家であるところのわれわれとしましては、堂々とこれはやって差しつかえない、ところが一方においては無謀な勝手な宣言をしてそうしてあらゆる暴挙をあえてしておる。これに対して日本側としては何ら手の施しようがない。このままに看過すべき問題ではないと思いますがこれにつきましては、現在拿捕されておるところの船は百十隻、本日の調査によりまするというと、抑留されておるところの漁夫が六百五十一名という多数に上っております。こうした留守家族やあるいは漁業に従事しておるその他の漁船に対する方法というような問題について何なら国内的処置が講ぜられておらない。このまま放置していったんでは、とうていわれわれはこれを黙っておるわけにはいきませんので、この点について鳩山総理大臣としましてはどういうふうに一体この問題を処置していかれるのか。あるいは外交問題ということをよく外務大臣からも申されまするが、なかなか外交問題が行き詰って進んでおらない。こうなってきて、しからば海上自衛隊が活動できるかといえば、これもできない。あるいは海上保安庁も漁民の生業を助けるために行ってといっても、これも役に立たない。こういうふうになってきた場合において、一体こうした漁民の生活をどういうふうな方向によって保護していくか、この問題について鳩山総理大臣としましてはどういうふうにお考えになっておられますか、お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 102315261X00319551208_113

発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1955-12-08

院: 参議院

会議名: 予算委員会