多賀谷真稔の発言 (商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会)

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○多賀谷小委員 加害者不明の鉱害はないというのですが、実際問題としてはだれか加害者がいるわけです。明治何年から掘っているのでその後廃山になっているが、汚濁水というか、鉱害水というか、非常に硫黄分を含んだ水、こういう問題は加害者不明と思います。何人も昔から掘っておって、みなボタ山にして捨石を積み立てているのを雨が洗って、硫黄分を含んだ水がどんどん流れてくる。それが川底が上りますから、雨量が多くなると田畑に流れて結局稲が腐るという問題がある。こういう問題は加害者不明の一つの例だろうと思います。現実の問題として加害者不明でないこともないと思います、無資力という点もかなりあるが、今お話のような水道とか学校とかいう公共物が問題になってくる。あなたの方は、個人的な家屋あるいは私有物については加害者がおらぬということはないというのでやられている、実際は問題にされてないのです。これが問題だと思う。水道とか学校とかいうのは公けの施設ですからだれかがやる。そういう場合は石炭局としても事業団としても、仕方がないから何とかして工事に着手するが、個人の私有物の場合ですと、だれかがおるはずだとかいってなかなかこの該当のものとしては許可しないというのが実情ではないか。と申しますのは、結局地元負担といいましても市町村及び県が持つのですから、県が持つという場合には、学校とか水道の場合にのみ加害者不明、資力がないということでやらざるを得ないからやるのですから、私有物の場合にかなり泣いている被害者が多いのではなかろうか、こういうように考えられるわけです。ですからこの問題はどの程度数字が出ているかわかりましたらお知らせ願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 102404514X00219560603_028

発言者: 多賀谷真稔

speaker_id: 31158

日付: 1956-06-03

院: 衆議院

会議名: 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会