大坪保雄の発言 (内閣委員会)
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○大坪委員 今度の農林省設置法の一部を改正する法律案要綱を拝見いたしますと、農林水産技術会議というようなものを設置されて、農林畜水産業に関する試験研究の基本的な計画の企画及び立案をする、さらに都道府県その他の者の行う農林畜水産業の試験研究の援助に関する事項を取り扱う、その他技術研究の総合的な事項を取り扱わせるというということになっているようであります。これに関連してお伺い申し上げたいと思いますことは、御承知のように最近農林省が御奨励になって、二化メイ虫等に対する適切なる農薬として、ホリドールを農家に使用させておいでになりますが、これが人体にもある程度の被害を及ぼしているようでありますけれども、この廃液等が海水に流れ込み、あるいは河水に流れ込みまして、魚介類を死滅せしめておるという実情があるようであります。私は特に今日取り上げてお尋ね申し上げたいと思いますことは、御承知の九州の有明海であります。有明海における農薬、特にホリドールの害が魚介類にはなはだしきものを及ぼしておるということが、佐賀県、福岡県等の水産試験場の試験の結果においても明らかでありますし、また九州大学の農学部に研究存委嘱したその結論としても出ておるようであります。従ってこれに対してはいろいろの救済策を、農林省に地元漁民、その団体等から強く要望いたしておることは、農林省すでに御承知の通りでございます。このことに関しまして、昨年二十二国会で私も農林水産委員会に出まして、河野農林大臣にその対策についての御処置を要望いたしその言明を得たのでありますが、当時の河野農林大臣の御言明では極力救済に関する各般の措置をとる、予算も相当あることでありますから、その中から分けて措置をするし、もし実情足りないようなことがあれば、予備金を流用しても措置をとる、こういろ御言明があったのであります。その後私は農林水産委員会に所属しておりませんから、その後の実情をよく承知しておりませんが、今の農林大臣の昨年二十二国会における御言明に基く農林省としてこの御措置は、どういうことでございましたか。その点をとりあえずお伺いいたします。