井手以誠の発言 (内閣委員会)
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○井手委員 大坪委員から農薬の魚介類に及ぼす影響について大事な御質問がございましたので、関連して一、二お尋ねいたします。大石政務次官は、その原因が農薬にあるかどうか、今研究中だとおっしゃった。私も大坪委員同様に、あなたの答弁には非常に不満を持っております。それはわかったことを言わないだけであって、ちょうどあなた方の再軍備と同じことでございます。(「それは違うよ」と呼ぶ者あり)確かにその通りである。言えば憲法に違反する。もし農薬が原因であると言えば、農漁民の対立が激化してくる、それは農林省がはっきり知っているところだと思う。であればこそ、あなたは語るに落ちたようなことを言って、もし農薬が原因であるならば、国家が補償しなければならぬということをおっしゃる。だからあなたの方では原因をごまかしていると私は考える。大坪委員、何回も繰り返されたように、九大では結果がはっきり出ておる。そこで私は、言えないことを言えとは申しません。あなたの方でわかっておるはずであります。ほんとうにわかっておるならば、私はさらに追及しますけれども、言えないだろうと思いまして、私はくどくは追及しません。そこでお尋ねいたしたいことは、農薬の被害問題で、肝心なことは無害の農薬を発明する、これが私は一番大事なことだと思う。これは農村にとっても漁村にとっても重要なことだと思うんです。先般の農林委員会においては、河野農林大臣からいろいろと腹案の一端も述べられました。その無害の農薬がスイスその他では相当発達しておる模様でありますが、現在どの程度に研究が進められ、農林水産技術会議が設置されますならば、これをどのように具体化されていくおつもりであるのか、この際その計画をお聞きしておきたいと思うのであります。河野農林大臣の話によりますと、アメリカからそういった薬品も相当輸人して、これを量産して普及したいというお話もありました。大石政務次官も近ごろはだいぶ農政問題に詳しくなっておられますので、多分御承知と思いますから、この際御抱負を承わりたいと思います。