岡田孝平の発言 (文教委員会)

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○岡田政府委員 ただいま委員長の御説明は、都市全体を非武装都市にするとか、あるいは文化財として都市全体そのものを指定するというようなお話でございまして、これは日本側といたしましては奈良、京都等あるいは日光等も入ると思いますが、そういうところは文化財の集団都市として、全体としてそのものを文化財として指定してもらいたいという主張を強力にいたしました。これは一昨年ヘーグにこの条約の採択会議がございましたときに私が参りまして、そういうことにいたしたのでございますが、これは遺憾ながら文化財条約の草案が、そういう都市全体を保護するという趣旨ではできておりません。個々の文化財もしくは文化財の集団を対象としており、その他のいろいろな要素がある町全体というようなことにはしていない、こういうことでございまして、それは通りませんでございました。従ってきわめて重要な文化財がありますところは、その個個の文化財をそれぞれ条約の対象として指定するか、あるいは非常に多いところは集団としてその文化財を都市の一つにまとめまして保護の対象にするということになっておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 102405077X04619560603_016

発言者: 岡田孝平

speaker_id: 27308

日付: 1956-06-03

院: 衆議院

会議名: 文教委員会