山崎巖の発言 (内閣委員会)

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○衆議院議員(山崎巖君) 先日委員の各位に配布申し上げました自由民主党憲法調査会の調査資料でございますが、これは、もとより問題点の項目につきましては、大体現行憲法の条章を追ってここに掲げているわけであまりす。しかし、この内容をお読み下さいますと、今まで自由党あるいは改進党時代の考え方に相当修正を加えた点もあるように思うわけであります。もとよりこれは問題点でございまして、今後調査会におきましてこの問題点を慎重に検討いたしまして、漸次結論を出して参りたいと考えております。なお、憲法の問題は申すまでもなく非常に重大な問題でございますので、ただ一党一派で結論を出すだけで国民の納得を得ることは適当でないと思うわけでありまして、そこで今回内閣に特に憲法調査会を設置していただきまして、そこで各方面の世論を十分憲法の再検討の上に反映せしめまして、適当な結論を得ていただきたい、こういう趣旨であります。従いまして、自由民主党がかりに憲法の条章に従いましていろいろの結論を出すといたしましても、内閣の調査会は、これを参考意見として取り上げていただくことは当然であろうと思いますけれども、しかし私どもの方といたしましては、わが党の方で出しましたこの結論に決して拘泥するつもりはございません。内閣に置きまする憲法調査会におきまして、また新たな観点でさらに十分な慎重な御検討を願いたい、こういう考えを持っておるわけであります。

発言情報

speech_id: 102414889X03619560502_008

発言者: 山崎巖

speaker_id: 10622

日付: 1956-05-02

院: 参議院

会議名: 内閣委員会