松浦清一の発言 (内閣委員会)

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○松浦清一君 鳩山総理に対しても、前にこの法案が内容は少し変っておりまするけれども、二十二回の特別国会に提案をされましたときも、たびたび法案の内容、それから防衛の将来の計画、そういうようなことについてたびたび御質問申し上げて、いろいろ御答弁をいただいたのですが、結局最終段階に至ってまだ質問が済んでおらないままに打ち切られてしまったような状況になったので、まだその当時からこの法案に関係を持っていた私としてもお尋ねを申し上げたいことがあるし、また前の機会に内閣委員会におられなかった方々については初めからいろいろ御質問があろうかと思います。私は前の二十二回国会で審議されたときにお尋ねをして得心のいけるような御答弁をいただけなかった部分についてのみ御質問申し上げたいと思います。
 第一番に前に出た法案と、今度出ておりまする内容の中で変っているのは、前の案では、内閣総理大臣を議長として、そのほか大蔵大臣、外務大臣、防衛庁の長官、経済企画庁の長官、五人の閣僚と五人の学識経験者によって構成される十人の会議であるということで、もしも民間の方から五人のいわゆる学識経験ある者を入れるということになっても、その人選が誤まって旧軍人の中からまた再軍備を強行したいというようなことを考えておるような人がこの構成メンバーに入ってくると、日本の経済力、世界の平和、そういう問題が無視されて、ひたおしに軍備強化がはかられる計画が、この会議において立てられていくのじゃないかということを御質問申し上げたのであります。ところが、それに対しては特に旧軍人を委員に入れるとか、あるいは平和をおかすような軍備が強行されるというようなことのないように、委員の人選については配慮をするつもりであるという御答弁をいただいたと記憶いたしておるのであります。ところがこれが回り回って最後には衆議院の修正となって、民間人は入れないということで回ってきて、そうしてその質疑の過程において打ち切られておる。今度出てきておるのは民間人は入れないということになっておる。だから前には衆議院の議員の方から修正されたのでありますが、今度出ておるのは、民間人を入れない五人の閣僚によって構成される国防会議であるということが内閣提出になって出ておるわけですね。これは、衆議院提出じゃないのですね、内閣の方で民間人を入れないことにしたというのは、結局前に修正案として出された与党の方との話合いの結果、こういうことになったのでございましょうか。

発言情報

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発言者: 松浦清一

speaker_id: 32907

日付: 1956-05-18

院: 参議院

会議名: 内閣委員会