内閣委員会

1956-05-18 参議院 全214発言

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会議録情報#0
昭和三十一年五月十八日(金曜日)
   午前十時四十八分開会
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  委員の異動
五月十八日委員泉山三六君、青柳秀夫
君及び千葉信君辞任につき、その補欠
として井上清一君、館哲二君及び吉田
法晴君を議長において指名した。
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 出席者は左の通り。
   委員長     青木 一男君
   理事
           野本 品吉君
           宮田 重文君
           島村 軍次君
   委員
           井上 知治君
           井上 清一君
           木村篤太郎君
           木島 虎藏君
           館  哲二君
           江田 三郎君
           菊川 孝夫君
           田畑 金光君
           松浦 清一君
           吉田 法晴君
           廣瀬 久忠君
           堀  眞琴君
  国務大臣
   内閣総理大臣  鳩山 一郎君
   国 務 大 臣 船田  中君
  政府委員
   内閣官房副長官 田中 榮一君
   法制局長官   林  修三君
   内閣総理大臣
   官房審議室長  賀屋 正雄君
   防衛政務次官  永山 忠則君
   防衛庁次長   増原 恵吉君
   防衛庁長官官房
   長       門叶 宗雄君
   防衛庁防衛局長 林  一夫君
   防衛庁経理局長 北島 武雄君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       杉田正三郎君
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  本日の会議に付した案件
○国防会議の構成等に関する法律案
 (内閣提出、衆議院送付)
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青木一男#1
○委員長(青木一男君) これより内閣委員会を開きます。
 委員変更についてお知らせいたします。五月十八日、千葉信君、泉山三六君、青柳秀夫君が辞任されまして、その補欠として吉田法晴君、井上清一君、館哲二君が選任されました。
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青木一男#2
○委員長(青木一男君) 国防会議の構成等に関する法律案を議題として質疑を行います。
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松浦清一#3
○松浦清一君 総理に質問をします前に、この法律案の審議に際しての委員長の心がまえについて若干確めておきたいと思います。
 この国防会議構成等に関する法律案は昨年の第二十二回の特別国会以来いわく因縁つきの法律案でありまして、考えてみると、七月三十日の午後九時ごろであったと思いますが、やはりこの部屋で最後に私の質問続行中にちょうど憲法調査会の法律案が質疑打ち切り、討論打ち切りの連続的な動議の提出のために押し切られて、非常に混乱された状態のままで議運に回りまして、議運で衆議院から回ってきてこちらの委員会に回った法律案の本会議に上程される順序等についての話し合いをしている最中に、御了承の通りの状況になって、ついに流れてしまった法律案なのであります。しかも二十二国会で問題を起したこの部屋でまた憲法調査会の法律案の問題についていろいろああいうことがありましたこの部屋で、いわく因縁つきの部屋でいわく因縁つきの法律案を審議されるようなことになったのであります。最終段階に至ってやはりこの部屋でやるかどうかしりませんが、ともかく再び第二十二回の特別国会の一番最後のときに起ったような現象、憲法調査会法案の最後のときに起ったような現象が再び繰り返されないように、私どもも協力をいたしますから、委員長もその心構えで十分質疑のあるところは質疑をさせて、得心のいくような形において結末をつけられることを希望いたします。私のこの希望に対して委員長の見解を先に承わってから総理大臣に質問をいたしたい。
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青木一男#4
○委員長(青木一男君) 松浦君の委員長に対するお尋ねに対してお答えいたします。
 ただいまこの部屋のことがお話がありましたが、部屋は関係ないと思います。前の国会におきまして、この同じ法案の審議が時間不足のためにああいう混乱状態になったということは、私どもも非常に残念に思います。今回はそれほど審議の日取りも窮迫しておりませんので、できるだけ質疑のある方は議を尽していただいて、そうしてこの問題を議了したいと思います。それについては先般来二、三回理事打合会を開きまして、円滑なる質疑の進行について、ある了解にも達しておりますので、私はその線に沿って極力円滑に、かつできるだけ十分なる審議に基いて本問題を処理して参りたい、そういう腹案でありますから、御協力をお願いいたします。
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松浦清一#5
○松浦清一君 鳩山総理に対しても、前にこの法案が内容は少し変っておりまするけれども、二十二回の特別国会に提案をされましたときも、たびたび法案の内容、それから防衛の将来の計画、そういうようなことについてたびたび御質問申し上げて、いろいろ御答弁をいただいたのですが、結局最終段階に至ってまだ質問が済んでおらないままに打ち切られてしまったような状況になったので、まだその当時からこの法案に関係を持っていた私としてもお尋ねを申し上げたいことがあるし、また前の機会に内閣委員会におられなかった方々については初めからいろいろ御質問があろうかと思います。私は前の二十二回国会で審議されたときにお尋ねをして得心のいけるような御答弁をいただけなかった部分についてのみ御質問申し上げたいと思います。
 第一番に前に出た法案と、今度出ておりまする内容の中で変っているのは、前の案では、内閣総理大臣を議長として、そのほか大蔵大臣、外務大臣、防衛庁の長官、経済企画庁の長官、五人の閣僚と五人の学識経験者によって構成される十人の会議であるということで、もしも民間の方から五人のいわゆる学識経験ある者を入れるということになっても、その人選が誤まって旧軍人の中からまた再軍備を強行したいというようなことを考えておるような人がこの構成メンバーに入ってくると、日本の経済力、世界の平和、そういう問題が無視されて、ひたおしに軍備強化がはかられる計画が、この会議において立てられていくのじゃないかということを御質問申し上げたのであります。ところが、それに対しては特に旧軍人を委員に入れるとか、あるいは平和をおかすような軍備が強行されるというようなことのないように、委員の人選については配慮をするつもりであるという御答弁をいただいたと記憶いたしておるのであります。ところがこれが回り回って最後には衆議院の修正となって、民間人は入れないということで回ってきて、そうしてその質疑の過程において打ち切られておる。今度出てきておるのは民間人は入れないということになっておる。だから前には衆議院の議員の方から修正されたのでありますが、今度出ておるのは、民間人を入れない五人の閣僚によって構成される国防会議であるということが内閣提出になって出ておるわけですね。これは、衆議院提出じゃないのですね、内閣の方で民間人を入れないことにしたというのは、結局前に修正案として出された与党の方との話合いの結果、こういうことになったのでございましょうか。
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鳩山一郎#6
○国務大臣(鳩山一郎君) 衆議院においても民間人を入れないというように決議をされましたもので、それを尊重いたしまして民間人を入れないことにいたしました。
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松浦清一#7
○松浦清一君 この国防会議の目的は国防の基本方針、防衛計画の大綱、防衛計画に関連する産業等の調整計画の大綱、防衛出動の可否等について、内閣総理大臣の諮問機関としてこの会議は構成される、こういうことなんですが、この法律案全体に対して賛成をするとか反対するとかということは別問題として、日本の国にとってこれまた憲法違反であるとかないとかいうようなことは別問題としても、国防の基本方針、防衛計画の大綱、それらの五項目はきわめて重大な問題だと思うのです。その中でこれもまた前回その五つの問題についてそれぞれお尋ねしたときに、政府としては別に恒久性のある防御計画というものを持っているんじゃない、あるいは防衛計画に関連する産業の調整計画等についても、政府としては案を持っているんじゃない、白紙でこの会議の意見を求めるという立場で臨むのである、こういうことをおっしゃられた。今日もこの法案を提案するに当って政府としては方針が変っておりませんか。
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鳩山一郎#8
○国務大臣(鳩山一郎君) 変っておりません。
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松浦清一#9
○松浦清一君 憲法調査会の法案が提案をされ審議されました際に、最初の質疑の過程においては憲法調査会を設置するということは、憲法を改正するという目的のために調査会を設置するんじゃなくて、現行憲法の中に改正する点があるかないかということを調べるために調査会を設置するのだと、ちょうど国防会議に対して今総理が御答弁になっておられるような御答弁をしておられた。ところがこの審議に併行して、与党たる自由民主党の中に憲法調査会が設置され、山崎君が会長となって、憲法改正の基本方針から始まって十一項目にわたる改正要点というものができたわけです。四月の二十七日にこれは資料としてわれわれにも配布された。自来この内閣委員会において、最初は、今申し上げたような答弁であったけれども、調査会を設置することに併行して、与党たる自由民主党が憲法改正の案を立てつつあるが、これが調査会に持ち込まれるではないかという質問に対して、最後には、内閣としてこれを持ち込むということはないけれども、議員の中から選ばれる三十名のうちに自由民主党のものが入れば、委員に入ったそのものを通して与党の改正案が持ち込まれることはあり得ると、こういうことであった。また総理がこの委員会で、内閣が憲法改正の案を作って国民にこれを示すことは内閣の義務であるということを答えたこともございます。そこで突き詰めたところ、憲法調査会に臨むに当っては、政府ないしは政府を代弁する形において改正案を持ってこの調査会に臨むんだということが明瞭になったわけです。これは提案者たる山崎君、吉野国務大臣が何回かの質問に対して結論的にそう答えられた。従って私は前回この法案が審議されたときには、一応総理の、白紙で臨むんだという、その御答弁を肯定しておったわけです。ところが憲法調査会の審議に当って、そういう形が出て参りましたので、この国防会議に対しても何らかの考え方を一応、内閣といいますか、政府といいますか、きめておいて、そうしてそれを審議の問題としてここに提供されるというような気がしてならぬのですが、そんなことはございませんと突っぱねるのでなしに、私はまだこれに賛成するか、反対するか態度をきめておるわけじゃないのですから、懇談するつもりで、親切にお答えを願いたいと思います。
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鳩山一郎#10
○国務大臣(鳩山一郎君) この国防会議は総理大臣の諮問にこたえて国防の基本の方針、防衛計画の大綱、防御出動の可否等、国防に関する重要事項について広い視野から総合的に慎重な審議を行いまして、わが国の国防施策について万全を期せんとするものでありまするから、政府としてはこの国防施策についての万全を期するために、相当の案を用意するということは当然だと考えております。
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松浦清一#11
○松浦清一君 前には案を持たないとおっしゃって、適当な案をもって臨むんだというふうに答弁をされましたが、別に私はあげ足を拾いませんけれども、このうちの国防の基本方針、防衛計画の大綱をきめていかなければならぬということは、日米安全保障条約の前文の中に、アメリカ合衆国は日本が「直接及び間接の侵略に対する自国の防衛のため漸増的に自から責任を負うことを期待する」という、日米安全保障条約の前文の中で、このようなことがうたってあります。ですから日米安全保障条約を肯定する現内閣としては、この条約に基いて国防の基本方針なり防衛計画の大綱をきめていかなければならんことが、この条約の中に義務づけられておると私は判断をしておる。そこでおそらく今日までの自衛隊が毎年のように増強をなされてきたということも、この日米安全保障条約の前文に基いてその義務としてこれが増強されてきたものと私は判断をしております。そこでこれから先にどのような計画を持って増強されていこうというお考えであるかということを伺いたいことが一点。
 それから前回のときもいろいろ議論になりましたが、防衛六カ年、経済六カ年計画というものが策定をされておる。この前のときには経済企画庁に変える前の高碕経審長官が、経済六カ年計画というものは、閣議にあいて正式に決定をしたものではないので、まだ未確定のものであるということであった。ちょっと話が横にそれまするけれども、質問の必要上伺いますが、今政府が立てられておる経済六カ年計画というものは、もう閣議で決定をされて、政府の方針としてきまったのでございましょうか。
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鳩山一郎#12
○国務大臣(鳩山一郎君) 長期防衛計画については、目下関係当局で慎重に検討を進めておりますけれども、国防会議の成立を待って、これに諮問の上作成したいと考えております。
 それから先刻の、この質問の前の御質問の、この設置は結局日米共同防衛の義務上、日米との共同防衛の約束の結果作っているのではないかという御質問でしたね。私は日米共同防衛の名の下にこういう会議を起す必要があると私は考えております。
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松浦清一#13
○松浦清一君 そうじゃないのです。国防会議構成等に関する法案のこの国防会議を作るということは、日米安全保障条約に基いて作ったのかという問いでは私はないんです。今自衛隊が増強されていっておるということは、この日米安全保障条約の前文に示されてあるこの義務に従って日本がやっているのであろうと思われる。従って長期の防衛計画が立っておるのかと、こういうことと、それから経済六カ年計画が政府の方針として決定をしておるのなら、それと防衛力増強の計画との関係はどうか。つづめて言えばその二点を伺ったわけです。
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鳩山一郎#14
○国務大臣(鳩山一郎君) その最後の点につきましては、国力に相当する防衛力を作るという考え方を政府としては持っておる。まだできてはおりません。
 それからやはり最初の方の、国力に相応する防衛力を作る必要があると思っておる。(「もう少し大きな声で一つ」「聞こえないのです」と呼ぶ者あり)ああそうですか、この部屋は少し作り方が悪いんだな。(笑声、田畑金光君「原稿を読まんでお話しになればよくわかるのですけれども、原稿をお読みになるから話が通らないのですよ」と述ぶ)
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青木一男#15
○委員長(青木一男君) なるべく高声に願います。
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鳩山一郎#16
○国務大臣(鳩山一郎君) 日本の防衛力を作るということは、日米の共同防衛の納米作るということは約束はされておりますけれども、どの程度においての防衛力を作るかということは、国力に応じて作るというより仕方がないと思います。
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松浦清一#17
○松浦清一君 そのあとの経済六カ年計画と防衛計画の関連性についてはどうですか。
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鳩山一郎#18
○国務大臣(鳩山一郎君) 国力に相当する防衛力を作るように努力をするというより仕方がないと思います。
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松浦清一#19
○松浦清一君 長官がそこからささやいて、長官のおっしゃった通りに答えておられるけれども、私は別に荒だたしい言葉では聞きませんが、そういう答弁をなさっておられるということがいつまでもひっかかりになって、同じことを繰り返し繰り返し尋ねたり答弁をされたりしなければならぬということになるのですよ。われわれが尋ねたいと考えておることは、一体日本の経済建設をするための経済六カ年計画というものは、決定をしたのか、ほんとうに日本の国の方針としてきめたのか、それから防衛力を増強していくということは、国力に応じてやっていくということを、しばしば今まで答えておられるのですよ。その国力の判断の基礎というものを一体どこに置いているのか、こういうところにわれわれの解けがたい問題があるので、防衛六カ年計画が、経済六カ年計画がきまっておるなら、きまっておる、それは来年はどれだけ日本の経済力が増強するから、それに適応した防衛力の増強は大体どれくらいの程度ならできるのだというようなことが、具体的に判断をされなければならぬと思うのです。毎年毎年、今年もまた一万九千自衛隊がふえるわけですが、予算の編成の時期になって、今年の経済力はだいぶ去年より上昇してきておるから、二万ふやそうか、一万五千にしようかというようなことを話し合っているのではないと思うのですよ。その辺のところは、これはいわゆる自衛隊という防衛力を持つことの可否については、いろいろ議論がありましょうけれども、それは質疑の過程ですから意見は述べませんが、とにかく五里霧中で、予算の編成のときにだけ、思いつきの増強を考えているのではない一そう思いまするので、国力に応じてという簡単な投げやりな答弁をなさらずに、その辺のところは真剣にやはり懇談するつもりでお答えになることの方が、問題の審議上いいのではないか、こう私は思います。総理としては、やはりそれは国力に応じてやっていくのだと、こういえば一番楽な答弁で、これは一番無難でしょう。ところが内閣総理大臣たる職責は、議員の質問に対して、その場だけうまく逃げればよいという、あなたの性格からいって、そういうお考えではなかろうと思うのでありますけれども、そういうことでは、いつまでたっても、これは平行線をたどって審議は進まないと考えまするので、もう一ぺん私は伺います。経済六カ年計画というものが、たとえ閣議において決定をされ国の方針として決定されていないまでも、しばしばこれは書き物にもなって出ておりますし、新聞でも報道されております。国民全体は、今の鳩山内閣が経済六カ年計画を立てたものと了解をしているわけです。全然秘密事項であるなら、それは刷り物になってわれわれの手に渡ったり、あるいは新聞に報道されたりするはずはないので、おそらくきまっておるのではないかと思うのですね。国力とは、いわゆる経済六カ年計画の中で策定をされておる段階的な国力相応の方途を示しておるものと思うのです、経済六カ年計画は。それならば、国力に対応して自衛隊を増強していくということは、経済六カ年計画とあわせていくという方向がとられなければならぬはずだと思う。それは一体何でありますかと、こういうことなんです。
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鳩山一郎#20
○国務大臣(鳩山一郎君) 経済六カ年計画というより、今年からいえば五カ年計画。これは最終目標として一応きまっておりますし、年次計画はまだきまっておるわけではないのであります。長期防衛計画は経済五カ年計画と見合いましてきめることであって、大体において国民所得の二%を国防費、二%強を国防費の方に回そうという考え方をしております。
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松浦清一#21
○松浦清一君 何の二%ですか、予算の二%……。
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鳩山一郎#22
○国務大臣(鳩山一郎君) 国民所得の。
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松浦清一#23
○松浦清一君 ああ、そうですか。総予算の何%ですか。
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鳩山一郎#24
○国務大臣(鳩山一郎君) 年次計画がきまっていませんものですから、はっきりした御答弁はできません。国民所得の二%強の程度において国防計画をやっていきたいという考え方をしております。
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江田三郎#25
○江田三郎君 議事進行。本会議のベルが鳴っておるのです。一つ休憩願います。
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青木一男#26
○委員長(青木一男君) なるべく………。
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江田三郎#27
○江田三郎君 なるべくじゃなしに、本会議は鳩山総理も出席するでしょう。われわれの委員会の法案もかかっておるでしょう。
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青木一男#28
○委員長(青木一男君) ちょっと申し上げます。もちろん本会議中でも委員会を開くことは、許可を得ています。しかし、この委員会の法案のかかるときは、委員長においてしかるべく処理します。
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江田三郎#29
○江田三郎君 ちょっとお尋ねをしますが、許可を得ておるといって、日比交渉というような大きな問題で、鳩山総理もそれに御出席なさるという本会議でも、委員会は勝手に開いてもいいということになるのですか。それは委員長の良識としておかしいじゃないですか。
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