松浦清一の発言 (内閣委員会)

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○松浦清一君 日本の国力に対応して自衛力を増強していくのだという、その基本的な方針については、これは鳩山総理からしばしばお答えになっておるので、これに対して鳩山内閣自体の方針に変りがあろうとは思わぬ。ところが具体的な問題についてはいろいろ変ってきておることがある。それは昨年の八月の十五日に、前の砂田長官がお伊勢さんに参宮をされて、いろいろ自衛隊のあり方について問題となった発言がございます。これは新聞記事に載せられた報道であるから、そういうことはあえて関知しない、こういうふうによく御答弁になりまするけれども、全体の国民が、日本の自衛力の問題に限らず、すべての政府の施策なり、方針なりについて承知をいたしておる経過というものは、やはり新聞に頼るということが非常に比重が大きいのです。ですから全然問題のないことが防衛庁長官によって語られて、そうしてそれが新聞に報道されるということはないはずなんです。やはりこういう長官の口から出たことは、単に今は砂田長官の例ですが、砂田個人の発言ではなしに、そういう思想なり、そういう考え方なり、そういう方針なりが閣内に動いておるということは間違いがないと思う。そのときにどういうことを砂田長官が言ったかというと、たとえば防衛生産のことについては、先ほど計画は持っておらないと長官はお答えになっておられたようですが、防衛生産に関しては、これまでのように通産省だけにまかしておいてはいけない、防衛生産は国有民営の線で計画する必要がある、こういうことを語っておられる。それから三つ四つ問題があったのですが、第二は、国防省の設置に必要な法案をぜひ次の通常国会に提出したいと言ったが、これは今度は出てこなかった。その際には、前国会に流産した国防会議構成法案もぜひ再提出したい。これは実現されておる。通るか通らないかしりませんが……。さらに国防省ができれば、これに伴って自衛隊の名称も国防軍といったものに変り、同時にその組織も改変されるであろうと、こう言っておられる。国防軍に改変されるという問題、それから防衛庁が国防省に昇格といいますか、国防省に変ってくるという問題、そういう問題について閣内はどういう動きを示しておりましょうか。

発言情報

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発言者: 松浦清一

speaker_id: 32907

日付: 1956-05-22

院: 参議院

会議名: 内閣委員会